写真・文＝王惠麗

2010年9月15日、第５回貴州観光産業発展大会が貴州銅仁梵浄山で盛大に開催された。大会のテーマは、「観光の発展方式を変化させ、観光産業の発展を加速する」である。貴州省政府および国家観光局代表および貴州省の各観光地、国内外の旅行社など関係人士が参加した。

第5回貴州観光産業発展大会現場	梵浄山観光区の蘑菇石

貴州の観光資源はじゅうぶんに豊富であり、少数民族の風情も非常に独特である。王志発・国家観光局副局長は、「貴州は、大観光省を建設するにあたっての基本条件と業務的な基礎をすでに備えている。今後は、自身の利点をさらに発揮し、環境の発展、インフラストラクチャー、資源開発に尽力し、産業のレベルアップ、および改革開放方面に重要な突破を獲得する」と述べた。

2006年、貴州で、第一回観光産業発展大会を開催して以来、貴州の観光経済は急速に発展し、観光収入は、2006年の250億元あまりから今年の1000億元にまで伸びている。

鎮遠青龍洞古建築群	西江千戸苗寨

今回の大会が銅仁地区で開催された目的は、貴州東部の観光ルートを打ち出すことにある。このルートは、貴陽から出発し、凱里地区の西江千戸苗寨（ミャオ族の山村）に到達し、観光客はミャオ族の歌舞を見学し、ミャオ族の盛大な宴を味わい、著名な鎮遠古城を観光し、最後に、美しい仏教聖地である梵浄山に到る。

人民中国インターネット版　2010年9月20日