中国国家観光局は、『ホテルのスターランクの区別と評定』（以下、略称を「スターランク」とする）を公布し、新標準を2011年1月1日から実施する。

中国国家観光局は、長年、標準化の管理手法により、ホテル業の発展を指導し、規範化してきた。「スターランク」は、1988年の正式公布より、今日に至るまで、1993年、1997年、2003年の三回の修正を経ている。長年の「スターランク」の標準は、我が国のホテル業設備の標準化、サービスの規範化、管理の科学化、国際化をリードし大きな貢献をなし、サービス業の標準化業務において良好な牽引力およびモデル化を示すものとなった。「スターランク」は、社会全体において、すでにクオリティとレベルの象徴となっている。それは、業界と社会および国内外の消費者から広い範囲にわたり認められるものとなっている。

新版の「スターランク」標準では、サービスに対するリクエストがさらに細かく、特に客室のクオリティに対するものが強化され、環境保護、リスクマネージメント、ソフト方面の管理と特色ある経営が強調されている。

「スターランク」を実施した20年来、中国には、すでに星付きのホテルが1.4万軒あまりとなり、うち5ッ星クラスが572軒、4ッ星が2149軒、3ッ星が6278軒、２ッ星が5182軒、１ッ星が406軒となっている。設備などのハード面にせよ、サービスなどソフト面にせよ、星付きのホテルは、中国の宿泊業の最高レベルを代表するものとなっている。（文＝王恵麗）

人民中国インターネット版　2010年12月14日