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家電企業の核心的な価値はブランドにある----。米ネバダ州ラスベガスで6日から9日まで開催された世界最大の家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で、中国の出展企業は「メイド・イン・チャイナ」の影響力のほか、中国ブランドの成長もアピールした。ただ世界一流の水準にはまだ程遠く、世界ブランドへの道のりは長く険しい。中国国営・新華社通信のウェブサイト「新華網」が伝えた。
今回の見本市に出展した中国企業は相当数に上る。主催する米家電協会(CEA)によれば、中国からは全体の10%近くに当たる計267社が参加、参加者数も国別で3番目に多いという。中国国際貿易促進委員会率いる中国企業が会場内に掲げた「中国製造(メイド・イン・チャイナ)」の掛け軸がひときわ目を引いていた。
開催期間中に発表された米誌コンシューマー・エレクトロニクスが選ぶ2010年世界家電ブランド50では、ハイアール(Haier)、TCL、ハイセンス(Hisense)、アスース(ASUS)、レノボ(Lenovo)など中国の家電大手が上位に名を連ねた。2010年世界テレビブランド20では、ハイセンス、TCL、スカイワース(Skyworth)、 コンカ(Konka)、長虹(CHANGHONG)、ハイアールの6社がランクイン、韓国・日本のメーカーを追い上げている。
米CEAの会長兼CEO、ゲーリー・シャピロ氏は、中国企業のブランド構築は近年、大きく進歩しており、世界の家電産業において中国は極めて重要だ、と話す。
一方、世界の家電産業において、中国ブランドは依然として二軍であり、ブランド力の強化にもっと力を注ぐ必要があるとの見方も業界内には多い。世界一流の企業が目指すべきものは市場シェアではなく、業界標準や規則を打ち立て、イノベーションの消費理念と製品によって消費者を育てることだという。
「中国が世界水準でしのぎを削ろうと思うなら、ブランドに対する意識を高めなければならない」----。シャピロ氏は、中国のブランド力はまだ国内や地域内にとどまっており、世界的な視野でみると、さらなる努力が必要と語る。米のブランド・コンサルティング会社インター・ブランドが発表したグローバル・ブランド100に、中国企業は一社も入っていないという。
米ソフトウェア大手マイクロソフトの張亜勤・副総裁は会場で、今回参加している中国企業の全体的な水準は目に見えて高まっているが、絶対的な水準は世界水準のメーカーとはまだ開きがある。イノベーションやサービスなどにおいて追い上げが求められる」と語った。
米のIT調査大手インターナショナル・データ・グループ(IDG)のパトリック・マクガバン会長は、ブランドは企業の総合力を結集させたもので、一流の製品があってこそ一流のマーケティングができる。もちろん、一流のブランドを構築するには時間がかかる」とブランド構築の難しさを指摘しながらも、中国企業が日増しに力を付けているのは紛れもない事実との認識を表明。2020年には中国の家電産業が世界の中心になるとの見通しを示した。
「人民網日本語版」より 2010年1月11日
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