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2011年中国自動車市場の4大動向

 

2011年中国自動車市場の4大動向

自動車市場は昨年、異常なほどの成長を見せていたが、北京のナンバープレート発行制限策により急ブレーキをかけざるを得なくなった。特に北京におけるナンバープレート発行制限の威力はすさまじく、販売店に多大な影響を及ぼしている。そこで、自動車メーカー、販売店を問わず、消費者の動向の変化を研究することは、今後自動車市場で生き残るために不可欠である。

動向1-SUV車が自動車市場をリード

SUV市場はここ数年成長が著しい市場の一つである。中国自動車工業協会の朱一平会長補佐は取材に対し、「昨年、国内自動車市場の生産台数と販売台数はそれぞれ1800万台を越え、前年比30%増を達成した。その中で、SUVの貢献度は極めて高く、SUVはいまや自動車市場をけん引する存在となった」と述べた。中国自動車工業協会がまとめた統計によると、2010年SUVの販売台数は132.6万台、前年同期比101.27%で、乗用車の平均伸び率を68ポイント上回った。

「北京の自動車購入制限策が出されたことで、消費者は自動車購入の予算を大幅に引き上げている。貴重な北京ナンバーを無駄にしないためにも、自動車を初めて購入する消費者はSUVを代表とする中型車に目を向けるようになった。北京におけるこのような自動車消費行為は全国に波及するだろう。」北京亜運村自動車交易市場の遅亦楓総経理は取材に対しこのように述べた。

動向2-MPVが家庭から人気を得る

SUVと同じく、MPVもここ2年ほどの間にすさまじい発展を遂げた。中国自動車工業協会のまとめた統計によると、昨年、MPVの販売台数は44.54万台、前年同期比78.92%増、伸び幅は同じ時期を52.80ポイント上回った。

アナリストは、国内の自動車消費市場が成熟し、広い室内空間と多機能をもつMPVが人々から認められるようになったのではないかとの見方を示している。一汽マツダの販売店によると、北京の購入制限策が追い風となった市場も存在するという。自動車購入制限策の下では、自動車の購入がますます難しくなっており、自家用車を一台以上もつ消費者は、条件さえ許せばMPVを購入する。このような人々が北京で増えているそうだ。

動向3-高級車需要の増加

上海市の実施したナンバープレートオークション政策は、高級車市場にとって追い風となった。現在、関係者の間では、北京が実施する自動車購入制限対策も高級車市場に対してあまり影響を与えないという見方が一般的となっている。BMW(中国)貿易有限公司の許智俊総裁も、自動車購入制限の高級車市場に対する影響はきわめて小さいと述べている。

中国輸入自動車貿易有限公司の孫勇総経理は取材に対し、「消費構造のグレードアップにより、高級車需要は今後ますます増大する。今後、自動車を乗り換える際にはみな、ワンランク上の自動車に乗り換えるようになる」と述べた。「例えば、アコードの所有者は少しお金をプラスすれば、ベンツを購入することができる。」このように、ベンツの販売店は楽観的な見方を示している。賈新光自動車業界アナリストは「自動車愛好家たちの収入は比較的高いが、ここ数年の収入の上昇により、更に高級な自動車への乗り換えを希望するようになっている」と述べた。

動向4-中級車が新たな流行となる

重大な政策が出されるたびに、市場には勝ち組と負け組が生まれる。北京のナンバープレート発行制限も例外ではない。中国自動車工業協会の董楊常務副会長を含む業界関係者はこのほど、北京の自動車購入制限策は中下級車にとって追い風となるが、小型車は政策の影響を強く受けるだろうと指摘した。北京亜運村自動車交易市場の遅亦楓総経理は次のように分析した。「車両取得税優遇、買い替え補助金政策(以旧換新政策)、農民自動車購入補助政策(汽車下郷政策)、省エネ商品補助金などの優遇政策の効果が徐々に薄まる中、室内空間が広く、操作性に優れた中級乗用車が2011年の国内自動車市場のトレンドとなるだろう。」

また、遅亦楓氏は「北京の購入制限策により、消費者は今後自動車を購入することが簡単なことではないと意識するようになった。せっかく得た自動車購入の機会を無駄にしないためにも、消費者はメンツなどを考慮した上で、中型車を選ぶようになっている。」と述べた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月10日

 

 

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