|
昨日開かれた国務院常務会議において、レアアース業界の健全な発展を促進させる政策の実施が提起された。会議では、レアアース業界の発展モデルをいち早く転換すること、採掘、精鉱、応用技術のレベルを引き上げること、環境の保護、資源の節約を継続すること、レアアースの採掘量を引き続き制御すること、国内外市場の資源を包括的に見極め、国際協力を積極的に進めていくことなどが提起された。また、今後5年間で、合理的な開発、秩序のある生産、効率的な利用、先進的な技術、集約的な発展という目標を達成し、レアアース業界の健全な発展を継続させていくことが提起された。
会議において、不法な採掘、精錬分離生産規模の急速かつ過剰な拡張、生態環境破壊や資源の浪費、ハイエンド応用開発の立ち遅れ、輸出秩序の混乱などの問題が存在し、レアアース業界の健全な発展を大きく妨げていることが指摘された。
以上の問題を解決すべく、常務会議では次の4つの提案が出された。
一つ目は、健全な業界監視体制の確立と業界管理の改善と強化。この中には、レアアース資源の開発に対し、より厳格な採掘保護政策と生態環境保護基準を定めること、国内資源の生産・消費状況と国際市場の状況を包括的に見極めたうえで、合理的な開発量と輸出量を定めること、関連法規をいち早く整備することなどが盛り込まれた。
二つ目は、法に基づくレアアースの整備。不法な採掘および基準を越えた採掘、違法な生産、過度な生産計画、生態破壊、環境汚染などの違法行為を取り締まり、業界の秩序を維持していく。
三つ目は、業界の統合促進と産業構造の最適化調整。レアアース業界の合併・再編を通し、産業集中度を高め、企業の技術レベルを高めていく。
四つ目は、レアアースの核となる応用技術の開発と産業化。レアアース生産応用企業の誘致や開発機関、高等教育機関の設置により、精密加工および総合応用技術の開発を進め、知的所有権をもつハイテク技術の産業化を促進、戦略的新興産業の発展をサポートする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月17日
|