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人民銀 国境を越えた人民元業務の今年の4重点

 

第十二次五カ年規画(2011-15年、十二五)スタートの今年、国境を越えた貿易における人民元建て決済のモデル事業が全国に拡大する見通しだ。また中国人民銀行(中央銀行)は海外の通貨当局からの、人民元を外貨準備に組み込みたいとの要求に積極的に対応していく方針だ。「上海証券報」が伝えた。

人民銀によると、中国と世界との経済・金融をめぐる結びつきが日に日に緊密になるのに伴い、人民元の国境を越えた利用に対する市場のニーズが一層高まり、人民元の国境を越えた貿易や投資・金融市場における役割がますます強まってきた。 

人民銀はこのほど行った会議で、2011年の国境を越えた人民元業務の推進に向けて4つの業務をうち出した。

一つ目は、国境を越えた貿易における人民元建て決済のモデル事業を継続的に拡大することだ。モデル事業の総括を土台として、関連の制度を改善し、モデル地点を全国に拡大することを目指すとしている。

二つ目は、国境を越えた投融資における人民元の役割を緩やかに拡大することだ。国境を越えた対外直接投資における人民元建て決済のモデル事業を着実に実施し、海外企業の直接投資による域外プロジェクトでの人民元建て融資といった個別のモデル事業を継続的に行い、海外企業の直接投資における人民元建て決済のモデル事業や人民元の対外債務の問題などを積極的に検討するという。

三つ目は、人民元の回流ルートを秩序を持って拡大することだ。引き続き海外の関連機関の銀行間債券市場への投資業務を進め、海外の通貨当局による人民元を外貨準備に組み込みたいとのニーズに積極的に対応していく。

四つ目は、本国通貨の相互両替協定や決済協定への調印を促し、すでに調印された協定の内容を実施し、相互に両替した資金が貿易投資に利用されるよう奨励することだ。

2010年には、中国の国境を越えた貿易における人民元建て決済のモデル事業が拡大し、決済金額が目立って増加した。人民銀のまとめたデータによると、現在、モデルエリアは全国20省・自治区・直轄市に拡大し、モデル事業に参加する輸出企業は当初の365社から2010年末の約6万7千社に拡大した。また2010年に銀行が処理した決済金額は累計5063億元に達した。

 

「人民網日本語版」より 2011年3月3日

 

 

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