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西安世界園芸博覧会、各種の準備が完了

 

2011年4月28日から10月22日まで西安滻灞生態区で開催される、2011年中国西安世界園芸博覧会(西安花博)の開催日が近づいた。現在、西安花博の各種の準備はすでに整い、古都西安は、世界各地からのお客を迎える自信にあふれている。

西安花博は、2008年北京オリンピック、2010年上海万博についで、中国大陸で行われる世界的なビッグイベントだ。

26日、構内のインフォメーションセンター、ボランティア、郵便局、休憩エリアなどの係りがすでに持ち場につき、来園者にいつでもサービスを提供する準備が整った。会場の入口には、身体障害者や高齢者、幼児を連れた来園者のために、無料で車椅子を用意している。このほか、構内の18カ所に、飲用水飲み場が、さらに、2台の移動銀行サービス車、6か所のATM機と5ヶ所の保険サービスステーションが設けられ、来園者に金融や保険などの面のサービスを提供している。

合計418ヘクタールの西安花博会場での安全な交通を確保するため、西安市政府が出資して建設したインテリジェンス交通システムは、構内の交通を保障するシステムの重要な一部分だ。西安市交通総公司の尹平原総経理は「このシステムは、乗客の数や道路状況の変化などにより、構内の車両に合理的な指示を出すことができ、サービスのレベルを高めている」と語った。

また、セキュリティの面で、西安花博は上海万博の経験を受け継いだ。西安花博治安対策本部の白選民副総指揮者は、「セキュリティ活動の準備はすでに整った。来園の全ての車両に対し、法律違反の禁止物、たとえば銃、弾薬、危険物、爆発物、化学薬品、生物製品、放射性物質などに対する検査を実施する。われわれは西安花博の良好な環境をつくっていく」と語った。

セキュリティ活動には、食品の安全も含まれる。また、各地の来園者の食習慣を考慮して、構内には特色のある3つのサービスエリアが設けられ、陝西の美食や世界各地の美食を集めている。食品の安全を確保するため、西安市食品薬品管理監視局と品質検査などの各機関は、それぞれの業務と責任を分担すると共に、実施案をつくり、食品の持ち込みを厳格に規制している。

 

「中国国際放送局日本語部」より 2011年4月27日

 

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