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電子商取引、中国の内需市場拡大を後押し

 

電子商取引は今や、中国の内需市場を拡大する新たな推進力となっている。中国電子商取引研究センターの最新データによると、2010年、中国のオンライン小売市場取引規模は前年同期比97.3%増の5131億元で、通年の社会商品小売総額の約3%を占めた。昨年11月11日、中国で「光棍節(独身者の日)」と呼ばれるこの日、オンラインショッピングサイト「淘宝網」では1日あたりの取引高が19億5千万元の最高値を記録した。これは、国慶節の休暇7日間における、北京128カ所の売り場の売上総額(7億3千万元)を大幅に上回っただけでなく、ショッピング天国・香港の1日の売上高8億5千万元と比べても2.3倍となる。

東莞の革靴、義烏のおもちゃ、蘇州の織物、、、世界的な金融危機で輸出が阻まれるなか、これらの製品はインターネットを通じて国内市場という新天地を開拓した。「淘宝網」などのオンラインショッピングサイトは世界最大の工場と最大の消費市場を「リンク」する架け橋となっている。

オンラインショッピングは次世代消費者にとって、ライフスタイルの一つとなっている。「淘宝網」を利用するある女性は、この3年間でオンラインショッピングの購入金額が4万元を上回ったという。洋服から家具、おもちゃからダイヤモンド、保険から観光プランにいたるまで、利用幅は広い。このほか、「署x飯(割り勘で食事)」、「署x遊(グループで旅行)」、「団購(共同購入)」などのサービスを利用すれば、新興オンラインサービスプラットフォームを通じて、市場価格を大幅に下回るリーズナブルな価格で製品やサービスを購入できる。

中国情報経済学会電子商取引専門委員会の梁春暁副主任は、「取引コストの低下は、電子商取引がもたらした重要な価値の一つだ。消費者はより少ないお金でより良い商品とサービスを購入できるようになった」と述べる。電子商取引は、商品がメーカーから消費者の手に渡るまでの従来の流通方式を徹底的に覆し、商品がより低コストで、個人のニーズに合わせて、安く、スピーディーに消費者に届くようになり、国民経済の新たな成長ポイントとなった。

米国IDCによると、電子商取引により、中国に従来あった多極的な販売ルートは「メーカー?オンライン小売業者・直営店?膨大な消費者」という新たな体系へと短縮しつつあるという。商品がメーカーから消費者に届くまでの段階が簡略化され、効率が高まった。

オンラインショッピングにより、消費者は多くの店で手軽に商品を比較することが可能になった。大手オンラインショップの「淘宝網」、「騰訊網」「当当網」などでは、検索エンジンに希望価格やブランドなどの情報を入力すれば、目当ての商品がすぐに見つかる。また、消費者の好みや意見を店側にフィードバックすることも可能だ。

現在、国内の中小企業の多くは電子商取引を通じてオーダーメイド生産や柔軟な管理を実現している。「2010年中国10大ネットショップ」にもランクインした枕店「適之宝枕工坊」では、身長、頭囲、肩幅などのデータを伝えるだけで体にフィットする枕をオーダーメイド製作することが可能だ。

 

「人民網日本語版」 2011年5月4日

 

 

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