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京滬高速鉄道の八大特徴 乗車券410元から

 

北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道の開通・運営記者会見が13日の午前9時に北京で開催された。鉄道部の胡亜東副部長が説明したところによると、同高速鉄道のプロジェクトは建設情況、調整テスト、運行テスト、人員の訓練育成など各方面の準備作業が基本的に完了し、第一次検査と安全評価に合格した。技術的な先進性、品質の信頼性、安全が保証されていること、開通運営の条件を完全に備えていることが認定され、今月末までに正式に開通して運営をスタートするという。

京滬高速鉄道は中国が独自に建設した、里程標としての意味合いをもつプロジェクトであり、その明らかな特徴は次の8点に集約できる。

(1)プロジェクト規模が国内最大

京滬高速鉄道は、国の「四縦四横」の基幹高速鉄道網(南北に4本、東西に4本の基幹路線からなる高速鉄道網)の重要な構成要素であり、北京市、天津市、河北省、山東省、安徽省、江蘇省、上海市の7省市を横断し、「環渤海地域」と「長江デルタ地域」の二大経済圏を結ぶ。総延長は1318キロメートルで、線路の建設距離が世界で最も長い高速鉄道であり、中国建国以来の投資規模が最も大きい建設プロジェクトでもある。

(2)技術水準が最高

京滬高速鉄道の設計時速は350キロメートルで、初期段階の運営最高時速は300キロメートル。最小曲線半径、最大傾斜、レール中心間距離、トンネルの換気断面といった主要技術基準は、現在の世界の高速鉄道の中で最も高い。プロジェクト建設、高速車両、車両コントロール、旅客駅の建設、システム集積(システムインテグレーション)、運営の維持、環境保護基準などの技術分野では、一連の技術イノベーションを展開し、多くの重要なイノベーション成果を挙げており、中国高速鉄道技術のイノベーション成果の集大成といえる。また各種の技術指標はいずれも世界トップレベルに達している。

(3)プロジェクトの質が一流

一連のコントロール面での難題を克服し、プロジェクトの質の指標は世界トップレベルに達した。質をめぐる一次検査の合格率は100%だ。線路の基礎部分は安定し、線路の基礎工事完了後の沈降は最大2ミリメートルを超えておらず、橋梁の盛り土部分の沈降は1ミリメートル未満で、コントロール基準の15ミリメートルを大幅に下回っている。鉄道軌道の幾何学的状態の合格率は100%、優良率は98%。車体の水平方向の安定性と垂直方向の安定性の指標はいずれも優良だ。

(4)調整テストと運行テストは非常に充実

昨年11月15日にスタートした調整テストでは、先端の調整テストの技術・方式が採用され、レール、接触システム、通信信号、旅客輸送サービス、車体の空気動力学、橋梁の動力性能などをはじめとする17分類・約600項目・約6千件のデータ測定作業と設備調整作業が行われた。今年5月10日に全線で調整テストが完了し、検査のために運行した列車は累計665本、検査した列車は3365本に上り、テスト運行の距離は60万キロメートルを超えた。

今年5月11日には実際の列車運行図に基づいた期間1カ月の運行テストが全線でスタートした。テストには運行図のデータ測定や故障時のシミュレーション、緊急対応の訓練なども含まれ、テスト列車1500本以上が運行し、テスト運行の距離は200万キロメートルを超えた。運行テストの情況に応じて、鉄道関連部門はシステムの一部を調整・改善して、軌道の安定性と列車の快適性をさらに向上させた。

(5)安全の保証

京滬高速鉄道の技術は先端かつ成熟しており、工事の質は確かで、運営の維持、治安対策、起こりうる各種災害による影響などについて、方針を明確にした措置とマニュアルが設けられており、運営の安全は確実に保証されている。

開通後は鉄道部門が固定設備と移動設備の運営・維持を強化して、安全確保に努める。

京滬高速鉄道は全方位的な防災安全コントロールシステムを備えている。システムは風監視システム、降水量監視システム、地震監視システム、異物侵入監視システムなどからなり、列車運行中に地質災害情報をリアルタイムで観測して対応措置を取るようになっている。たとえば地震監視システムは地震発生時にリアルタイムで正確に地震波を観測し、地震発生エリアにある列車を減速させたり、停止させたりするものだ。京滬高速鉄道には地震監視地点が31カ所、風監視地点が167カ所、降水量監視地点が50カ所、それぞれ設けられている。

京滬高速鉄道は今年5月25日と26日の両日、国内の土木工事分野のアカデミー会員や学術関係者30人による検査評価が行われた。その結果、鉄道の状態は高い安定性という要求を満たし、通信、信号、牽引、給電システムは安定して信頼性が高く、CRH380高速列車は高い速度、高い快適性という要求を満たし、運営をめぐる安全保障の設備が整い、運行プランは合理的で、運営の安全は保証されていることがわかった。

(6)2つの速度・2つの運賃体系の運営モデルを初採用

沿線住民の移動ニーズに最大限対応し、旅客に豊富な選択肢を与えるため、京滬高速鉄道は運営の初期段階で2つの運行速度による列車運行モデルを採用する。高速列車を1日90往復運行し、時速300キロメートルの列車と250キロメートルの列車を混在させる。300キロの列車に乗れば、北京から上海まで最短わずか4時間48分で移動できる。250キロの列車なら最短で7時間56分となり、現在の京滬線の時速250キロメートルの高速列車よりも、所要時間が2時間短縮される。沿線の省都の駅からはすべて始発列車が運行する。また一部の列車は他の鉄道路線に接続し、北京南と福州間、上海虹橋と青島、天津西と広州、鄭州と済南などを結ぶダイヤも運行する。

旅客に、より豊富な乗車料金の選択肢を提供するため、京滬高速鉄道では運行速度別の2つの運賃体系が採用される。京滬高速鉄路株式有限公司が「価格法」の規定に基づき、総合的な試算と分析を行って仮運賃体系を制定し、国の関連部門がこれを承認した。時速300キロメートルの列車に北京から上海まで乗車した場合、二等席は555元、一等席は935元、ビジネスクラス席(観光シート、一等ボックス席を含む)は1750元。時速250キロメートル列車の場合は二等席が410元、一等席が650元。同公司は今後、市場の動向を踏まえて、運賃政策の認めた範囲内で運賃を調整し、より多くの旅客がより多くの恩恵を受けられるようにするとしている。

京滬高速鉄道が開通した後も、京滬線は引き続き普通旅客専用列車を往復136本運行する。京滬高速鉄道の開通初期に、京滬線の貨物運送能力は一日あたり14万トン増加し、年間では約5千万トンの輸送力増加になるとみられる。

(7)インターネットの乗車券販売を初実施

京滬高速鉄道は開通・運営にあたり、全国の鉄道路線に先駆けてインターネット乗車券販売を行う予定だ。旅客は中国鉄道旅客サービスセンターのサイト(www.12306.cn)に登録すれば、指示に従って申し込むだけで電子乗車券を購入することができる。

(8)社会的影響が大きい

京滬高速鉄道の開通・運営は、中国の総合的な交通輸送システムの改善、北京・上海間の鉄道輸送の供給力不足問題の根本的な解決、環渤海湾地区と長江デルタ地区という二大経済圏および沿線の人、モノ、情報、資金の流れの加速、地域の経済社会のバランスの取れた発展促進、沿線住民の移動条件の改善などにとって、極めて重要な意義があることだといえる。

 

「人民網日本語版」 2011年6月13日

 

 

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