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ボランティア1万人が「命のリレー」 温州市

 

行列をつくって献血を待つ温州市民

深夜の献血、負傷者の緊急搬送、医療ボランティア、交通機能の維持……突然起きた列車追突事故を目の当たりにした人々は慌てふためいた。眠れぬ夜を過ごした市民と同じく、温州各地で救援活動に携わるボランティアも増え続ける死者の数に神経をとがらせた。中間統計では、温州市内で1万人近くの人達が、何らかの形で救援活動に携わり、感動的な「命のリレー」に参加した。

▽すぐに始まった救援の呼び掛け

「高速列車事故発生で献血が至急必要、友達に転送してください」「現場に行って救助活動に参加できるのか?」「立ち往生している旅客を乗せるバスが至急必要」……事故発生して間もない23日午後9時過ぎから、「温州市慈善義工部」が中国の人気チャットソフト「QQ」に開設したグループでは、ボランティアチームが事故現場の状況を更新したり、救援活動に関する相談をしたりし始め、深夜2時ごろになってもやむことはなかった。

事故が発生して1時間も経たないうちに、温州市民で構成されたボランティアグループのメンバーは「温州市慈善総会義工分会」(ボランティア団体)が出した救援を呼び掛るメッセージを受け取り、すぐに行動へと移し、救助、献血、負傷者の緊急輸送などの活動に参加した。

同日午後10時から11時の間にはすでに、温州市内にある献血ステーションで献血の準備を始めるボランティアもいた。

また深夜2時ごろ、蒼南、文成、楽清などに温州郊外住むボランティアも市内に集まった。

その後、ボランティアたちは▽心理カウンセリングチームや自家用車による被害者家族輸送チームの組織▽ミニブログを通じたボランティア応募窓口の設置▽献血▽交通ターミナルでの負傷者家族のボランティア受付設置▽負傷者家族の病院への護送▽行方不明者の安否確認--などの活動に携わった。

「義工分会」の責任者によると、中間統計では、温州市のボランティアチーム約50団体、3000-4000人が今回の救援活動に参加し、推計では延べ800人前後が献血を行った。

▽数時間でボランティア1千人以上が新たに参加

「星火義工隊」(ボランティアチーム)は客運センター(バスターミナル)と温州新南駅に負傷者の家族が大勢いることを知り、受付を設置。「蛍火虫義工隊」は交通整理のため黄龍街道に向かい、自家用車による被害者家輸送チームを組織した。「182義工隊」は康寧病院で心理カウンセリングを実施。「薬師義工隊」は康寧第三病院で医療サポートを行い、「東阿阿膠義工隊」はボランティアらに阿膠(血液機能を高める生薬)を配布する……。

市内全体の4分の3に当たる91のボランティアチーム、15014人のメンバーを抱える「慈善総会義工分会」の副会長兼副秘書長である董磊磊氏の電話は記者が取材した際、15秒ごとに鳴り続けていた。事故発生後の数時間内に、10以上のボランティア組織が董氏と連絡を取り、緊急救援活動に直ちに加わった。その数は1千人余りに上ったという。

 

「人民網日本語版」2011年7月27日

 

 

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