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空母建設1000億元の経済効果 5大産業にチャンス

 

空母建設1000億元の経済効果 5大産業にチャンス

27日の記者会見で発言する中国国防部の耿雁生報道官

中国国防部の耿雁生報道官は27日、国防部の定例記者会見で、中古の空母を改修し、科学研究と訓練に使用することを明らかにした。この空母のテスト航行の具体的な時期については改造工事の進捗状況で決まる。艦載機のパイロットの育成訓練も進められているという。

アナリストの多くは、改造後のワリヤーグから始まる中国の空母編隊の建設は、今後数年間にわたり数千億元規模で、ハイエンド設備メーカー、材料メーカー、情報システムなどの業界を巻き込んだ投資ブームを引き起こすと見ている。

「空母編隊の建設は巨大なシステムプロジェクトであり、空母、艦載機、編隊補助艦艇などに関する作戦ユニットなどで、1つの空母編隊の建設は巨額な産業投資をけん引することになる。推定では、1つの完備した空母編隊を建設するには少なくとも100億ドル以上の投資が必要だ」

東莞証券の劉卓平アナリストは『経済参考報』の取材に答え、中国が直面している東中国海と南中国海関連の領土主権の安全問題から、また中国の技術の発展状況を考慮し、中型空母を建造することは最も現実的な選択肢であるとしている。また、中国は2隻以上の空母を建造する可能性が高いと見られており、2隻の空母の建造費は100億~150億ドルで、これに年間メンテナンス費用を加えて、空母建設の経済効果は1000億元規模になるという。

『経済参考報』の取材を受けた専門家の多くは、今後、中国の空母建設の過程で、1000億元規模の資金投下により、ハイエンド製造、ハイエンド材料などのハイテク産業が成長とグレードアップの黄金期を迎えると認識しているという。

劉卓平氏は、この1000億元規模の空母関連の投資は、主にハイエンド設備製造、航空武器システム、動力システム、ハイエンド材料と情報システムの5つの産業の発展にチャンスを提供することになると話す。

空母の建造はまずハイエンド設備業界の急速な発展を促し、そして航空武器システム関連技術のグレードアップにつながる。そのほか、動力システム関連で技術革新面の投資をけん引する。ハイエンド材料産業においては、中国国産品を輸入品に代替するなどで産業の発展が見られるようになる。また、情報システムのグレードアップも期待されている。

さらに、空母関連の1000億元規模の投資で、宇宙航空と軍需産業セクタ全体が底上げされ、関連株が受益することになると劉卓平はいう。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月28日

 

 

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