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中国の台頭に伴い、いわゆる「アメリカンドリーム」を諦めて故郷で「チャイナドリーム」を叶えようと、米国から帰国する華人が増えている。
米国の総合月刊雑誌「アトランティック・マンスリー」はこのほど、中国の持続的な発展に伴い、米国各地でチャイナタウンの消失が加速しているとする、次のような文章を発表した。法制晩報が伝えた。
▽留学生から労働者に至るまで次々と中国に帰国
中国人留学生たちは米国で高等教育を受けた後、中国政府から資金的支援や減税、居住支援など様々な政策的支援を受けて相次いで帰国している。
プリンストン大学の分子生物学者、施一公さんは2008年、研究資金が1000万ドルに上る大きなプロジェクトを断って中国に帰国した。施さんはその後、清華大学生命科学学院の院長となった。これは典型的な例と言える。
ハイクラスのエリートばかりではなく、普通の労働者までもが中国に帰国し始めている。中国では今、労働者不足で賃金水準が上昇しており、職業の選択肢も以前より増えた。
ワシントンのシンクタンク「移民政策研究所」の所長は、「米国人が考える移民とは、米国に定住した後そのまま一生を米国で過ごすというものだが、事実はそうではなく、20世紀前半に米国に移民した人のうち、50%以上がすでに帰国している。現在の状況から見ると、中国に帰国する華僑・華人は今後も増えるだろう」と指摘する。
▽チャイナタウンの人口が減少
「移民政策研究所」はこのほど発表した報告の中で、「移民がただの一方的な人口流動だという見方は間違っている。移民の流動の変化は実はもっと動態的なものだ」と指摘した。
中国から米国への移民者数は2006年の8万7703人から2010年には7万863人に減少している。
2010年の米国国勢調査の結果によると、サンフランシスコ・チャイナタウン中心区の人口は減少している。ニューヨーク・マンハッタンでも、チャイナタウンの人口が史上初の減少を見せ、約9%減となった。うち、アジア人の人口は14%減だった。サラリーマン層の郊外への転居も「チャイナタウン人口流出」の原因の一部ではある。しかし一方で、チャイナタウンにコネクションを求めてやってくる新たな移民の数が減っていることも事実だ。
チャイナタウンはこれまで中国からの移民が支援を求めて集まる場所だった。これらのデータは、中国の台頭・移民流動の減速に伴うチャイナタウンの終焉を暗示しているのかもしれない。
▽中国の発展に伴い、チャイナタウンの消失が加速
小規模のチャイナタウンはここ数年ですでに米国から姿を消しつつある。特にワシントンでは、チャイナタウンはすでにわずか数ブロックしか残っていない。サンフランシスコとニューヨークのチャイナタウンの人口も減り続けており、移民も減るばかりだ。
「ゴールドラッシュ」の時代から、中国人はいつも各地に赴いて金を稼ぎ、金持ちになって帰国することばかり考えてきた。しかし今、富は中国国内にあるのだ。
中国の持続的な発展に伴い、中国人は自国でより多くの、より良い仕事を見つけられるようになり、米国のチャイナタウンはもはや、移民が米国社会に入っていくための主要ルートではなくなった。チャイナタウンの消失スピードはより加速するだろう。
このほか、中国人がますます豊かになり、中国系米国人の多くが名門校の学区内の家や、他の居住区に移り住んでいる。このことも、チャイナタウンからの人口流出を加速させている。
「人民網日本語版」2011年1月5日
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