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春節(旧正月)が近づき、1年間を忙しく過ごした若者たちは実家での年越しを望んでいるが、結婚相手を早く見つけるよう願う両親からのプレッシャーが大きい。家族に喜んでもらうため、恋人をレンタルして帰郷するという現象が、ネット上で紹介されている。美団網(団体購入サイト)は、「抽選で恋人を当てて帰郷しよう」というキャンペーンを実施中だ。東方早報が報じた。
◆魅力的な条件
「お父さんお母さん、恋人を連れて帰ってきたよ」--。美団網はこのほど、「実家に連れ帰り一緒に年を越してくれる人間」を「新商品」として発表した。同キャンペーンは、「1月20日に抽選(当選者数は1名)を実施し、2人のスタッフの中から1人を連れ帰ることができます」とし、「全旅程の交通費や宿泊費は美団網が負担(無駄遣いを防ぐため、上限は5000元=約6万円)。帰郷の際の列車、自動車、航空機、船の費用が含まれます(中国大陸地区のみ)」と宣伝した。
復旦大学の大学院生の童さんはこれに大喜びしたが、すぐに馬鹿げていると語った。「ネット上では冗談として広まっています。誰も本気にしていません」
大学院を卒業したばかりの王さんは失恋で、気がふさいでいる。同サイトの魅力的な条件について、王さんは信頼できないとしている。「赤の他人と恋愛なんてできません。また事後にトラブルが生じやすいと思います。今は偽物がはびこっている時代で、その女性がどんな人かも分かりません」
◆同サイト「キャンペーンは100%真実」
あるネットユーザーは、「同キャンペーンは100%真実か?」と書き込んだ。これについて同サイトの関係者は、「当サイトは同キャンペーンの規則と活動のプロセスを公開しており、100%真実で、透明性を確保しています。また当選者の要求を尊重し、プライバシーを保護します」と強調した。
◆売名行為か
復旦大学社会学部の顧暁鳴教授は同キャンペーンに対して、「本当の愛を求めるチャンスのように見えるが、実際には落とし穴が存在する可能性がある。同キャンペーンは人の虚栄心を利用している」と懸念を表明した。
社会学者の胡申生氏は、「以前から恋人のレンタルは行われていたが、個人間の取引であった。同サイトは今回、個人の心理につけ込んだ。これはチャンスというよりも売名行為だ」と指摘した。
「人民網日本語版」2012年1月16日
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