現在位置: ニュース>経済
中国のネット利用者は5億人超 半数がミニブログ

中国インターネット情報センター(CNNIC)はこのほど北京で「第29回中国インターネット発展状況統計報告」を発表した。それによると、2011年末現在、中国のインターネット利用者は5億1300万人に達し、1年間で5580万人増加したという。ネット普及率は前年比4ポイント上昇して38.3%に到達。サイト数は昨年下半期に減少傾向が止まり、急速な増加に転じた。「人民日報」海外版が伝えた。

中国社会科学院(社会科学アカデミー)情報化研究センターの姜奇平秘書長(事務局長、「インターネット週刊」編集長を兼任)によると、中国は現在、デジタル移民のピーク期を迎えている。利用者の規模は5億人に達し、これは一つの大陸の人口に匹敵する。一年間の増加数は約5千万人で、これは中レベル国の人口に匹敵する。デジタル移民とは、実体空間からインターネットのバーチャル空間に移り住むことを指し、人々が仕事や生活のより多くの部分をインターネットの世界に「移転」させたことを示している。

▽サイト規模は減少から増加へ

同報告によると、2011年末現在、中国のサイト数は229万6千サイトに達し、前年末比20%増加した。約1年続いた減少傾向は昨年下半期に終止符を打って増加に転じ、新たな増加周期に入ることが期待される。これと同時に、国別コードトップレベルドメイン「CN」の登録数も増加している。昨年末現在のCNドメイン登録件数は353万件で、同年中期より約2万6千件増加した。

▽携帯電話のネット利用者は3億5600万人

同報告によると、昨年12月末現在、中国の携帯電話によるネット利用者は3億5600万人に達して前年同期比17.5%増加し、国内のネット利用者全体に占める割合は69.3%に達した。注目すべき点は、デスクトップ型パソコンでネットを利用する人の割合は73.4%と大きいが、携帯電話のネット利用者の割合が伝統的なデスクトップに徐々に迫っているということだ。

▽ミニブログが急速に普及

ここ数年来、インターネットニュースの利用率が減少を続けている。昨年のネットニュース利用者増加率はわずか3.9%で、利用者数は3億6700万人、利用率は前年の77.2%から71.5%に低下した。ネット利用者のネットでの交流スタイルにもはっきりとした変化が現れている。またミニブログが急速に発展しており、現在ではネット利用者の48.7%がミニブログを利用。電子メールの利用率は前年の54.6%から昨年は47.9%に減少し、フォーラムや掲示板(BBS)の利用者は32.4%から28.2%に減少し、ブログやパーソナル空間の利用者は64.4%から62.1%に減少した。

▽共同購入が引き続き人気

同報告によると、昨年の共同購入の利用者は6465万人に達し、増加率は244.8%に達した。共同購入はブームが続いているが、関連サイトの数は昨年下半期から減少に転じた。同報告の分析によると、共同購入サービス自体にハードルの低さや拘束力の弱さといった問題があり、このほか共同購入サイトは初期費用がかかること、資本市場そのものが低迷していること、市場のマイナス要因が顕在化したことなどもあって、サイト数が大幅に減少した。

▽ネット動画が単独増加

娯楽方面での応用をみると、2011年にはインターネットの音楽、ゲーム、書籍など各種アプリケーションの利用者数が小幅に増加したが。利用率はいずれも低下した。その一方で、ネット動画の利用者数が前年比14.6%増加して3億2500万人に達し、利用率は63.4%に達した。中国のネット利用者にとって、ネット動画はリアルタイム通信、検索、音楽、ニュースに続く5番目の応用アプリケーションとなっている。

 

「人民網日本語版」2012年1月17日

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850