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非鉄金属工業とアルミ工業の5カ年計画を読み解く

 

アルミの精錬と生産能力の管理強化へ

このほど発表された「非鉄金属に関する第12次5カ年計画」にはアルミ工業に関する内容も盛り込まれていた。しかし、工業情報化部は中国経済におけるアルミの重要性を考慮し、「アルミ工業に関する第12次5カ年計画」を別に編成した。

現在、中国の酸化アルミ、電解アルミ、アルミ加工材の生産量は世界でもトップクラス、電解アルミの消費量は世界一である。しかし、産業集約度、技術・設備水準、製品競争力、技術革新能力などは、世界のアルミ工業大国と比べ、まだ遅れている。

同計画は、政策による規制と指導を通して、産業の構造調整とレベルアップを進め、アルミ工業の成長を妨げる問題を取り除き、アルミ「大国」から「強国」への転換を図るものである。

現在、電解アルミの生産能力は著しく過剰となっている。2010年末時点で、電解アルミの生産能力は2300万トン、実際の生産量は1560万トンで設備利用率はわずか70%。この問題を解決すべく、同計画は内需を満たすことを主軸に、アルミの精錬と生産能力を厳格にコントロールすることを優先任務に据えた。具体的な内容は以下のとおりである。1、産業政策と参入条件を厳格に管理し、電解アルミの生産能力がむやみに拡大しないよう制御する。2.100キロアンペア以下の前焼成アルミ電解槽と立ち遅れたアルミ生産設備を淘汰する。3.酸化アルミの生産能力のむやみな拡張を規制する。

計画は、中国経済とアルミ工業の持続可能な発展を保証するために、国内市場の需要、エネルギー供給状況、資源の確保状況、環境保全条件などをもとに、アルミ生産を規制するルールを定めた。中国は今後、内需を満たすことを前提に、電解アルミの生産能力拡張を引き続き抑制、輸出も管理していく。

また、中国は今後アルミ工業の循環型化や深加工製品の開発にも注力。さらに、第12次5カ年計画期間中に、エネルギー資源が乏しく電気料金の高い地域における電解アルミの生産をエネルギー資源の豊富な西部地区へと移転させるよう積極的に働きかけるほか、アルミ精錬企業のモデル転換などにも取り組むとした。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月31日

 

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