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ドイツのメルケル首相が2日から4日まで中国を訪問する。欧州債務危機や経済・貿易などの問題について会談する予定。中国とドイツの協力次第で世界経済の回復にも影響が出るとの見方も出ており、会談の行方が注目されている。
メルケル首相は訪中前の会見で、中独両国の課題は昨年開始した協力合意事項を現実に移すことだと強調。特に環境問題、再生可能エネルギーなどでの協力を強めたいとした。昨年以降、中国とドイツは緊密な関係を保ち、初の中独政府間協議も行った。
中独ともに経済・輸出大国である。両国経済の相補性は高く、協力のベースはすでに出来上がっている。ドイツ統計局によると、2011年1月から11月、中独間の貿易額は前年同期比11.1%増の1318億ユーロ。関係者の間では、新興国、特に中国はドイツの経済成長のカギを握っているとの見方が強く、今回の首相訪問もドイツの利益を考慮したものであるとの分析がなされている。
欧州債務危機が未だ改善されない中での訪中は大きな意味を持つ。ドイツメディアは、今回の訪中について、「欧州債務危機を緩和するために中国に攻勢をかけるのが狙い」と報じた。中国政府の持つ3兆2000億ドルの外貨準備の一部をユーロに投入するよう要請し、中国にユーロ圏を意識させる目的もある。また、今回の訪中がEUサミット後ということもあり、資金力拡大が急務となる欧州安定メカニズム(ESM)への融資要請ができるかにも注目である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月2日
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