中ロ観光年組織委員会中国側首席代表の王岐山副総理とロシア側首席代表のスルコフ副首相は、24日北京で行われた中ロ旅行協力フォーラムの開幕式に出席し、あいさつした。

王副総理はあいさつで次のように述べた。現在、世界経済は厳しい状況におかれているが、中ロが旅行協力を強化することで消費を促し、経済成長と雇用の増加につながる。これは、更に中ロ戦略パートナーシップの健全な発展を推し進めることもできる。双方は各自の優位な点を活かし、交流協力を強化し、旅行産業を中ロ戦略協力の新たな強みに育成したい。

王副総理はまた次のように語った。中ロ両国は「観光年」を機に、企業と個人の積極性を結集し、旅行業を迅速に発展させるべきだ。そして、2015年までに双方への観光客数が延べ500万人を突破できるようにしたい。

中ロ各業界の約1000人がフォーラムに出席した。

「新華網日本語」より　2012年3月26日