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中国銀行業監督管理委員会の劉明康元主席は、ボアオ・アジア・フォーラムに出席した際に、「中国人はなぜ外国に行き中国製品を購入するのか。それは国内で購入するより安いからだ」と発言し、注目を集めた。同じ中国で生産された製品であっても、海外の消費者のほうが中国の消費者より安値で購入することができる。中国の消費者がわざわざ海外に足を運び、中国製品を購入しなければならない理由は何か。中国製品はなぜ国内で購入すると高値になるのか。人民日報海外版が報じた。
◆海外でメイド・イン・チャイナを購入
近年、多くの中国人が海外旅行を楽しむようになり、海外における消費が増加している。特に祝祭日の海外旅行・ショッピングは、一種の流行となりつつある。海外では贅沢品を中国の3分の2から半額の値段で購入できるが、中国人消費者はその他にも海外で中国製品を購入している。中国製の一般的な消費品が、中国国内よりも安値で購入できるからだ。
これが最も顕著に表れているのが、外資が加工する衣料品だ。中国製のリーバイスのジーンズは、米国のアウトレットストアならば人民元換算で約300元(約3900円)で購入できるが、これを中国国内に再輸入した場合、専売店で少なくとも700元(約9100円)の値段がつけられる。中国製のナイキのスニーカーは、中国国内であれば700-800元(約9100-1万400円)の値段がつけられ、割引セールでも400-500元(約5200-6500円)までしか下がらない。しかし米国の売り場に行けば、同モデルのスニーカーを30-40ドル(約2490-3320円)で購入できるのだ。 中国商務部の調査によると、時計、バッグ、衣料品、酒類、電子製品の20ブランドの高級品が中国大陸部市場で販売される場合、その価格は米国の151%、フランスの172%に達する。中国商務部の姚堅報道官は、「この統計結果のみで実情を正確に反映することはできないが、一種のシグナルを発していることは確かだ」と述べた。
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