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中国製品、国内で海外より高値で販売

 

◆課税、流通コスト

中国が受託製造する製品の価格が高額であるのみならず、中国企業のレノボの製品でさえも、国内外の販売価格が異なっている。その原因について、レノボの楊元慶董事長は、「企業が価格を不当に吊り上げているのではなく、中国が高い税金を課しているためである」と指摘した。レノボのパソコンは中国国内で安く販売することができない。17%の増値税を販売価格に上乗せしなければならず、しかも粗利率は15%のみだ。

復旦大学経済学院の孫立堅副院長も、「中国で製造されたのであれば、物流コストが加わる分、海外ではより高額になるはずだが、逆転の現象が生じている。これは中国の非合理的な税制と密接に関連している」と述べた。

高い税金とは、主にどの税目だろうか。北京大学経済学院の董志勇副院長は、「商品価格に影響を与える要素はさまざまで、税金はその一部に過ぎず、税金だけの問題ではない。企業のマーケティング戦略、価格設定、商品流通コスト、不動産賃貸料、外国為替レート等により、価格の差が生じている」と指摘した。

復旦大学経済学院の尹翔碩副院長は、「製造企業が中国市場で経営活動を行うには、海外市場より高額な国内貿易コストを負担しなければならず、結果的に中国製品の中国国内における販売価格を吊り上げている。中国国内市場は大規模だが、経済社会発展水準は地域により大きく異なる。分税制等により地方保護主義が台頭し、省と省の間に貿易の障壁が存在している。今日に到るまで、中国国内市場は統一化されていない。このように分割された市場により、市場進出コストが膨らんでいる」と語った。

 

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