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中国観光局が観光マナー公約発表 「文化財に落書きしない」

 

中国観光局の公式サイトによると、同局はこのほど、「文化財や古跡に落書きをしたり、文化財に登ったり触ったりしない。写真撮影に関する規定を守る」などとする、国内観光におけるマナー公約を発表した。中国新聞網が報じた。

以下は公約の全文。

文明的で調和のとれた観光環境を作り出すことは、観光客一人ひとりの利益と密接な関係がある。観光においてマナーを守ることは観光客一人ひとりの義務である。そのため、以下の公約を守ってもらいたい。

1.環境を清潔に保つ。つばを吐いたりガムを吐き捨てたり、ゴミをポイ捨てしたり、禁煙の場所で喫煙したりしない。

2.公共の秩序を守る。大声で騒いだりせず、列には秩序正しく並ぶ。他人の通行の妨げになるような行為を避け、公共の場で大声で話さない。

3.生態環境を守る。植物がある所に足を踏み入れたり、花や木、実などを折ったり摘んだりしない。動物を追いかけて捕まえたり、投げたり、餌をむやみにあげたりしない。

4.文化財や古跡を保護する。文化財や古跡に落書きをしたり、文化財に登ったり、触ったりしない。写真撮影に関する規定を守る。

5.公共の設備を大切に扱う。ホテルなどの部屋を汚したり、破損したりしない。公共の設備を破損しない。不当な方法で自身の便宜を図らない。水や電気を節約する。食事の際、食べ残しなどはやめる。

6.他人の権利を尊重する。外国人観光客に記念写真の撮影を強要しない。他の人の方に向かってくしゃみをしない。公共の施設を長時間占領しない。サービススタッフの働きを尊重する。各民族の宗教的風習を尊重する。

7.礼儀正しく他人に接する。きちんとした身なりを心がけ、公共の場所で胸や腕の過度の露出を避ける。高齢者や子供、病人、障害者、女性を優先する。汚い言葉をつかわない。

8.健全な娯楽を提唱する。迷信的で因習の強い活動を根絶する。卑猥な物や賭博、違法薬物を拒絶する。

 

「人民網日本語版」より 2013年5月29日

 

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