北京2022年冬季五輪招致委員会が、大会スローガンを公開で募集する。応募受付は来月21日に締め切られる。新華網が報じた。

招致委員会によると、IOC（国際オリンピック委員会）が定める開催都市に関する規定を厳格に遵守することを前提として、北京2022年冬季五輪大会のスローガンの公開募集を行う。オリンピックを心から愛し、北京と張家口の2022年冬季オリンピック招致に関心を寄せ、それを支持し、大会スローガン決定に積極的に参与することを強く希望する専門家、団体、および一般市民のアイデアを、全国から広く募集する。

今回募集される大会スローガンは、「純粋な氷雪 情熱の大会」なる招致のコンセプトを十分に反映しており、北京が持つ豊かなオリンピック遺産、オリンピックに対する深い想い、張家口が備えた素晴らしい自然資源を結合させ、北京と張家口による2022年冬季五輪の共同開催という特徴を明示し、立候補都市としての自信と大国としての心意気を十分に表現した作品であることが求められている。スローガンに用いられる言葉は、簡潔かつ明瞭で、人々の気持ちを高揚させるもので、その内容は、オリンピック精神を発揚しており、冬季オリンピックの特徴、国際大会であるオリンピックの情熱、オリンピックに対する中国国民の情熱を十分に具現したものでなければならない。冬季オリンピック開催に対する熱意は、中国語、英語、フランス語のいずれかを用いて、整ったテキスト表示によって表現しなければならない。中国改革開放以来の経済建設と社会発展の分野における大いなる業績を反映し、中国の夢と国民の健康向上の精神を発現し、広く伝え、大会招致の大きな情熱と愛国精神を社会全体が支持・参加するように誘発するパワーを秘めたものでなければならない。

スローガンの応募受付は、北京時間11月21日午後4時に締め切られる。作品の提出は、招致委員会公式サイト上でのオンライン申請、招致委員会が指定する郵便ボックス、通常の郵送によって行うことが可能。

「人民網日本語版」2014年10月17日