「円明園国宝展」の開幕式が6月13日、河南省洛陽市洛竜区で開かれた。この無料展示会は1週間に渡り開かれ、円明園の最も輝かしい時期の貴重な文化財を全面的に展示する。そのうち世界から最も注目されている国家1級・国宝級文化財、「円明園十二生肖獣首銅像」の「牛首」「虎首」「猴首」「猪首」が、初めて河南省洛陽市で一挙公開された。これらの文化財は乾隆年間に作られたもので、清朝中期・後期の数多くの皇室内の芸術品に共通する、「中国・西洋文化の融合」という特徴を反映している。これは千年の歴史を持つ洛陽の文化と皇室の宝物が出会う文化の祭典だ。主催者側は安全保障のため、会場の内外に特殊警備員を配備し、24時間態勢で巡回に当たらせている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」より　2015年6月15日