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ジャッキー両親がモデルの映画「三城記」、27日から公開へ

 

第2次世界大戦中の混乱した中国と、その後の香港を舞台に、時代に翻弄された男女の運命を描くラブロマンス作品「三城記」が、今月27日から公開される。これはジャッキー・チェン(成龍)の両親をモデルにしたもので、父親の房道龍(フォン・ダオロン)さんを香港の俳優劉青雲(ラウ・チンワン)が、母親の陳月栄(チェン・ユエロン)さんを中国の女優湯唯(タン・ウェイ)がそれぞれ演じている。

中国山東省出身の房道龍は、混乱の中を安徽省へと流れ着き、その後は南京へ行って国民党のスパイを務めたとされている。また、陳月栄については、アヘンの密売人で賭場を仕切っていたとも言われ、いずれも波瀾万丈の人生を送った人物だ。2人は1947年、手を取り合って香港へ移住。その後、ジャッキーが誕生している。

10日に北京で行われた記者発表会では、演技派俳優の劉青雲が、「今まで演じた中で最も難しい役だった」と語っている。多芸多才な房道龍を演じるため、胡琴や京劇、ダンスなどさまざまな芸を学んだという。(提供レコードチャイナ・編集SC)

 

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