習近平国家主席は現地時間19日、専用機でリヤドに到着し、サウジアラビア訪問を開始した。習主席は現地時間午後2時10分頃、騎馬隊に守られ、車で広場に到着した。サルマン国王、王位継承者のムハンマド氏が、駐車場で習主席を迎えた。両国首脳が観閲台に立つと、軍楽隊が中国とサウジアラビアの国歌を演奏した。習主席はサルマン国王に付き添われ、儀仗隊を観閲した。

その後、習主席はリヤドで、サルマン国王と会談した。両国首脳は多くの合意事項を取りまとめ、両国の全面的戦略パートナーシップを確立し、両国関係のより高水準・広範囲の、深く掘り下げた発展を促した。

双方は戦略交流の強化、戦略協力の緊密化、戦略的相互信頼関係の強化、相互理解、相手国の重大な関心事への配慮、双方の核心的利益の保護の支持で合意した。

双方は発展戦略の結びつけを強化し、シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロードの建設枠組み内で協力を深めることで合意した。また鉄道、港湾、発電所、通信、工業団地、住宅、投資、金融、宇宙事業、平和的な原子力エネルギーの利用、再生可能エネルギーなどの分野で協力を展開することで合意した。双方はアジアインフラ投資銀行をウィンウィンの資金調達プラットフォームとし、地域の相互接続を促進することで合意した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年1月20日