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中国、「品質重視の製造」でエクアドル地震救援に尽力

 

エクアドル現地時間4月16日午後6時58分、同国西部の太平洋沿岸でマグニチュード(M)7.8の地震が発生、首都キトを含め国内の大部分で揺れが観測された。現時点で、この地震により525人が死亡、負傷者と行方不明者は数千人に上っている。人民網が報じた。

大地震発生を受け、習近平国家主席は18日、エクアドルのラファエル・コレア大統領にお見舞いの電報を送った。中国政府は、地震発生後速やかに、人道主義の立場から国際緊急援助体制を発動、エクアドル地震被害に対して現金支援を行うことを決定したほか、在エクアドル中国企業を統率して支援者と設備を派遣・調達し、支援物資を提供した。

中国がエクアドルのために構築したECU911(国家安全指揮・コントロールシステム)は、被災地においてさまざまな調整業務を担い、エクアドル政府から称賛を得た。

●エクアドル全土を護る「品質重視のメイドインチャイナ」

ECU911は、中国電子輸出入総公司(CEIEC)が2011年にエクアドルのために構築した国家安全指揮・コントロールシステムで、2015年に全面的に運営を開始した。同システムは、警察、交通、消防、医療など7当局の資源を統合し、緊急事件発生時に当局を超えた対応にあたっている。

たとえば、犯罪関連事件については、同システムがスタートして以来、エクアドル国内の犯罪率は24%低下した。この実績に対して、コレア大統領は、繰り返し感謝の意を示している。

●地震災害救援に優れた功績

中国の専門家によると、今回の地震災害救援においてECU911システムを通じて中国が果たした貢献は、現地で幅広い称賛の対象となっているという。

現地の捜索・救助隊は、廃墟の中から4歳の女の子を救出した。その女の子は8時間近く廃墟に埋まっていたため、救出された時点で生命の危機に瀕していた。だが、被災地の病院は全て負傷者で溢れかえっているか地震被害により運営不可能な状況だった。このように危機が迫っている時に、関連機関はECU911システムを通じて、軍ヘリコプターの緊急出動を要請、女の子は最寄りの病院に緊急搬送されて緊急救命措置を受け、危険な状態から脱した。

ECU911システムは現時点でスムーズに運行されている。全プロセスで技術面でのトラブルは一切発生しておらず、ECU911システムによって命を救われた被災者の数はどんどん増えている。エクアドルのセサル・ナバス治安調整大臣は17日、「ECU911システムは、今回の地震災害救援活動において多大な役割を果たした。関連当局は、被災者の被災状況を速やかに把握できたことで、救援活動を開始するまでの時間が短縮され、政府による救援活動の効率をぐんと高めた。エクアドル政府と被災者に代わって、CEIECの業績と努力に感謝の意を表したい」と述べた。

●被災地で陣頭指揮を執る中国人スタッフ

ECU911指揮部資源協調部の部長を務めるエクアドル政府職員のヘラス氏は、「地震発生直後からずっと、中国の専門家チームは現場で陣頭指揮を執り、エクアドル通信ネットワークのトラブルを速やかに解決し、高レベルのシステム稼働率と安定した稼働状況を保持し続けた。エクアドルが未曽有の災害に見舞われた際に、生命と安全の危機から国民をしっかりと護ってくれた」と語った。

CEIECとエクアドル治安調整省の合意内容によると、ECU911プロジェクトにおける品質保証・技術サービスはすでに期限が切れており、ビジネスと法律の面から言えば、中国が引き続き技術サポートを行う「責任」はない。だが、大災害を目の当たりにしたCEICEは、国家を代表する中央企業としての社会的責任を引き続き全うすべきだと判断し、技術チームは躊躇なくシステム保全作業に没頭した。17日、M6.1の大きな余震が再びエクアドルを襲ったときも、中国人スタッフが現地を離れることはなかった。

地震発生直後からECU911キト国家センターで地震災害救援活動の総指揮にあたっているエクアドルのグラス副大統領は、他の副大統領や治安調整大臣などの政府トップ層が、ECU911システムの提供する被災地モニタリング動画、資源分布、被災状態など重要情報を利用しながら、時機を得た効果的な指揮や政策決定を行う全プロセスを、自ら目の当たりにしてきた。

イスラエル側の救援スタッフからは、驚異的な「品質重視のメイドインチャイナ」に対する称賛の声が続々と上がっている。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年4月22日

 

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