「中国高齢者政策進歩指数」がこのほど北京で発表された。主に高齢者の社会サービス、福祉待遇、健康などについて評価したもので、北京、上海、浙江省などが高齢者の幸福感が高い上位10位に入った。北京晨報が伝えた。
指数は北京師範大学中国公益研究院と智睿養老産業研究院が共同発表したもので、全国31省・直轄市・自治区(香港、マカオ、台湾を除く)の高齢者政策について評価するとともに、高齢者政策・サービスの発展のすう勢について判断した。上位10位は順に浙江省、北京市、上海市、江蘇省、貴州省、福建省、陝西省、甘粛省、山西省だった。このうち北京は政策環境、高齢者社会サービス、社会福祉、高齢者健康・教育で全国首位に立った。これには60~79歳の重度障害者、80歳以上の高齢者に1人毎月100元の養老(障害者支援)券を支給していることが含まれる。また、上位10位の省(直轄市、自治区)のうち7つが東部地域にあった。経済的に進んだ地区の高齢者政策・サービスは経済発展水準と見合ったものになりつつある。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月2日