クラシファイドサイト「58同城」はこのほど、中国のブルーカラーについての統計を発表した。京華時報が伝えた。
2015年の全国のブルーカラーの平均月給は4500元を突破した。上位3位は北京、上海、深センだった。また、90年代生まれを中心にネットを通じたブルーカラーの求職が急速に増えている。ネットを通じた求職の割合は2013年と比べて300%以上増加。現在の新たなブルーカラー求職者のうち60%が90年代生まれだ。普通労働者、技術工などの割合は15%のみでさらに下がっている一方で、スーパーや飲食店などでの仕事を選ぶ人が多い。ブルーカラー従業者の人数は年々増加しているが、大・中都市では依然不足している。特に配達員や月嫂(出産後の母子の世話をする専門の家政婦)などの不足が目立つ。これはブルーカラー自身の条件、文化知識と仕事がつり合わないこと、人気のある仕事の労働力が過剰であることと関係がある。したがって求職・求人需要の効率的なマッチングが現在の問題を改善する鍵となる。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月2日