現在位置: ニュース>経済
夏季ダボス会議が開幕 李総理が開幕式でスピーチ

国務院の李克強総理は27日、天津市の天津梅江会展センターで、世界経済フォーラムのニュー・チャンピオン年次総会2016(夏季ダボス会議)の開幕式に出席し、スピーチを行った。新華社が伝えた。

李総理は、「夏季ダボスフォーラムは誕生からの10年間に成長して、世界に中国の改革開放と現代化の進展状況や成果を示すとともに、中国と世界の発展繁栄に知恵やパワーを提供してきた。世界経済の復興・成長を推進するには、各方面が安定した国際環境をともに創出し、構造改革を積極的に実施し、経済のモデル転換とバージョンアップを加速させ、高効率で秩序あるグローバルガバナンスを推進し、より一層公平で公正で開放的な国際経済システムを構築することが必要だ」と述べた。

李総理は中国経済の運営状況を説明し、「ここ数年、持続的で大きな経済の下ぶれ圧力に直面して、中国は困難を直視し、マクロ調整の方法を刷新し、構造改革の推進に力を入れ、新しいエネルギーの育成に力を注ぎ、伝統的なエネルギーを改善しバージョンアップさせ、経済の安定的な成長を維持し、成長ペースは世界の主要エコノミーの中でトップクラスだった。改革・革新と調整・モデル転換が新たな進展を遂げ、消費が果たす主導的役割とサービス業が筆頭産業に成長することの利点が次々に明らかになり、新技術や新業態などの新しい経済が急速に成長し、モデル転換とバージョンアップを進める産業も急速に発展した。中国経済の長期的な好転という基本的側面は変わりなく、希望は常に困難よりも大きい」と強調した。

李総理の指摘によると、「中国経済は今、新旧のエネルギーが転換しモデル転換とバージョンアップが進む重要な時期にある。中国は今後も第一の重要任務の発展という方向性を堅持し、革新、強調、グリーン、開放、共有の発展理念を実行に移し、総需要を適切に拡大すると同時に、ぶれることなく構造改革を推進し、とりわけ供給側の構造改革を推進し、生産能力の淘汰、在庫の整理、デレバレッジ、コスト引き下げ、弱い部分の補完をしっかりと行って、発展が自然資源に過度に依存した状態から労働力や人材資源により多く依拠する状態に転換するようにし、経済の中高速成長と中高級レベルへの前進を維持する」という。

 

1   2   >>  

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。 京ICP備14043293号
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010)6831-3990  FAX: (010)6831-3850