中国国家発展改革委員会が18日に発表したデータによると、今年1~5月、戦略的新興産業(省エネ・環境保護、次世代情報技術、バイオ、ハイエンド設備製造、新エネルギー、新素材、新エネルギー自動車の7産業)のうち、一定規模以上の企業(年売上高2000万元以上の企業)の売上高の成長率は11.5%に達し、同じ期間の工業系企業の成長率に比べて8.6ポイント上回った。
去年以来、中国経済の成長率は減速しつつあるが、戦略的新興産業は逆に成長しており、1~5月の利益成長率は15.9%に達し、去年同期に比べて1.47ポイント増加し、同じ期間の工業系企業の成長率を9.5ポイント上回った。
また、戦略的新興産業のうち、上場企業の業績は成長の勢いを保っている。統計によると、2015年、新興産業分野の上場企業1031社の売上高の総額は2014年より16.4%、利益総額は2014年より12.5%増加した。
中国国際放送局日本語部より2016年7月19日