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北京、上海、広州 GDPに占める第三次産業の割合が6割を超えた

 

 GDPに占める第三次産業の割合は経済発展の構造を評価する重要な指標である。先進国において、GDPに占める第三次産業の割合は、一般的に60%を上回る。現在、中国において、一部の都会の第三次産業の割合も60%台を超えた。

 国家統計局が公表したデータによると、上半期のGDPに占める第三次産業の割合は54.1%で、前年同期比1.8ポイント増加し、第二次産業の割合より14.7ポイント高くなった。一方、中国の各地域、各都市の間に第三次産業の発展状況が大きく異なっている。

 北京の第三次産業の生産額が9352億1000万元に達し、GDPに占める割合が81.9%に達し、一位をつけた。上海は9175億7000万元の生産額で、北京の後に続いた。三位は広州で、生産額が6019億6800万元で、GDPに占める割合が68%だった。

 一方、中西部の都市、西安、昆明、太原も、観光業の急速な発展に伴い、現地の交通、飲食、宿泊などの第三次産業が大きな伸びを示している。GDPに占める割合が着実に高められ、60%前後まで上がった。

 

人民中国インターネット版2016年8月10日

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