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国務院常務会議、衛生・健康に関する採択

 

国務院の李克強首相は21日、国務院常務会議を主宰しました。会議は、第13次五カ年計画の衛生と健康に関する内容を採択し、今後5年間の医療衛生体制の改革を決定しました。

 会議の参加者は水利施設と都市部の排水管整備を強化し、国民生活と生態環境の改善を促すことで意見が一致したほか、2016年度国家科学技術奨励審査の結果を承認しました。

 また、国民経済と社会発展に関する第13次五カ年計画に基づいて、衛生と健康に関する内容を採択し、以下の主要任務を明確にしました。

 一、 重大疫病の予防と治療を強化し、国家免疫計画を拡大するとともに、小児科、精神、高齢者医学、介護の人材を育成すること。

 二、 基幹病院と臨床サービスの能力を向上させ、高齢者、身障者、流動人口、貧困人口に対する健康サービスのレベルを引き上げること。

 三、 技術のイノベーションによって、次世代医薬品や臨床現場で必要とする物品の審査と市場投入を加速させること。また、中国医薬の革新と発展を促進すること。

 四、 二人っ子政策実施の要求に応じて、婦人・幼児保健、教育、社会保障などの公共サービス資源を合理的に調達すること。

 五、 健康産業を発展させ、民間資本の健康サービス分野への進出を後押しすること。

 (殷、謙)

 

中国国際放送局日本語部より

 

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