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中国の長編アニメ映画「好極了」がベルリン国際映画祭にノミネート

 

北京時間1月20日夜、第67回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門のノミネート作品に中国の長編アニメーション映画「好極了(英語名:Have a nice day)」が選ばれた。同作品は、三大国際映画祭(カンヌ、ベルリン、ベネチア)のコンペティション部門のノミネート作品として選出された中国初の長編アニメ映画となった。また、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」以来、コンペティション部門に選出された第二作目のアジアのアニメ映画となり、中国アニメ映画の歴史に新たな記録を残した。第67回ベルリン国際映画祭は現地時間2月9日から19日まで、ドイツのベルリンで開催される。浙江在線が伝えた。

同作品の舞台は中国南方のとある小都市で、建築現場作業員の張という青年が恋人の愛情を取り戻そうと、建設会社の社長から大金を盗み出し、そのことが連鎖反応を引き起こし、いくつもの勢力が張を追跡していくなかで、もともと接点のなかった彼らの運命が交錯していくというストーリー。思いがけない出会いや、悲喜こもごもなやり取りを経て、誰もが予想もしなかったラストを迎える。同作品を手がけた劉健(リウ・ジエン)監督は独特のタッチで一日のうちに起こったブラックユーモアあふれるストーリーを描きだし、高い評価を得た。

同作品は劉監督が手がけた二作目の長編アニメ映画となり、製作段階から注目を集めていただけでなく、ヨーロッパの映画祭の多くも劉監督の新作に大きな期待を寄せていた。ベルリン国際映画祭の審査員は同作品を見て、すぐさま劉監督と楊城プロデューサーに同作品は「完璧な映画だ」と称賛のメッセージを送ったという。(編集YK)

 

 

「人民網日本語版」より 2017年1月24日

 

 

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