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習近平国家主席とトランプ大統領がハンブルクで会談へ

 

習近平国家主席は3日午前、米国のトランプ大統領と電話会談し、中米関係やG20ハンブルク・サミットについて意見交換した。人民日報が伝えた。

習主席は「『マール・ア・ラーゴ』での中米首脳会談以来、中米関係は重要な成果を得た。これと同時に、両国関係はいくつかのマイナス要素の影響も受け、中国側は米側に立場を表明した。私はトランプ大統領が米国政府による『一つの中国』政策の堅持を重ねて表明したことを重視している。米側が『一つの中国』原則と中米間の3つの共同コミュニケにしっかりと従い、台湾関連の問題を適切に処理することを希望する」と強調。

「中米双方はマール・ア・ラーゴでのわれわれの共通認識に照らし、中米関係発展の大きな方向性をしっかりと把握し、相互尊重、互恵及び相互利益の原則を堅持し、協力及び溝の管理・コントロールに焦点を合わせ、確かな進展を一層得るよう中米関係を推進するべきだ」と強調した。

トランプ大統領は「米中関係には大きな将来性がある。両国は広範な利益を共有しており、双方相まって一層良い結果を得る事ができる。『一つの中国』政策を引き続き堅持するという米政府の立場に変更はないことを重ねて表明したい」「近くドイツ・ハンブルクで開催されるG20サミットは議題が広範で、非常に重要だ。習主席及び他の首脳と、関心を共有する重大な問題について踏み込んで議論することを期待している」と表明した。

習主席は「現在、世界経済は試練に直面している。中米は他の構成国と共にG20の役割を強化し、力を合わせる必要がある。各構成国は意思疎通、調整、協力を強化し、『相互に関連し合う世界の形成』というテーマをめぐり、積極的な成果を得るようハンブルクサミットを後押しし、世界経済の成長を促進するべきだ」と指摘した。

双方は朝鮮半島の平和・安定などの問題にも言及。両首脳はハンブルクで会談し、共通関心事について意見交換を継続することで合意した。

 

人民網日本語版より2017年7月4日

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