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中国は引き続き世界経済発展のエンジン=国際世論

 

国際世論は一様に、中国経済の安定と想定を上回る成長が、欧米市場の緩やかな回復を後押ししているとみている。中国経済は引き続き、世界経済発展のエンジン機能を発揮し、世界経済を回復する強い原動力となっている。細かく的確で説得力を持つ経済指標も、中国経済が衰退しているというこれまでの悲観論調を後退させた。

オーストラリア最大の財政・経済メディア『フィナンシャル・レビュー』は発表した文章で、中国の第2四半期経済指標について、中国経済が引き続き安定成長を保つことに懸念はなく、上半期の成長率6.9%は中国経済のファンファメンタルズが依然として穏健で、大規模インフラ建設と不動産投資が主な牽引力になっていることを明らかにしたとの見方を示した。同時に、小売サービスの発展が引き続き重要な機能を発揮し、特に電子商取引の発展が目立つと分析。また、上半期の中国の対外貿易は急速に回復し、うち輸入が14.5%増、輸出が9.1%増と、欧米市場の緩やかな回復を後押ししたとしている。

ハンガリーの経済ウェブサイト『NAPI』は、中国の上半期の経済指標が人々を非常に驚喜させ、第2四半期の成長率が想定より良かったと指摘した。6月の工業生産と小売販売も予測を上回り、中国経済の強い原動力を示したとしている。

『ポーランド通信社』は論評で、中国がGDP成長率を保っただけでなく、成長に力強さがあったと伝えた。中国の経済指標は、トップダウンのレバレッジ解消が順調に進んだ上に目指す効果が上がり、経済全体の良質な発展を支えたことを示したと指摘。中国は現在、世界第2の経済国であり、中国市場が生み出す需要は他国経済の健全状態にとっては非常に重要で、これはポーランドや中東欧地域に対して顕著な影響があるとの見方を示した。このような事実をもとに、中国の良好な経済発展指標は、今年の欧州金融市場の動揺を弱め、米ドルとユーロに対するポーランド通貨ズウォティのレートを安定させたとしている。

『チェコ・ニュース・エージェンシー』は「中国のGDP成長率が想定を上回る」というタイトルの記事で、中国の上半期の経済指標を伝え、中国経済が安定トレンドとなり、投資が中国経済成長の主要な原動力になったとの見方を示した。5月と6月の中国の輸出増加率は、経済成長の活力を表しており、消費支出と企業の成長加速が不動産やその他産業の減速によるマイナスの影響を打ち消したとしている。

カンボジアの『華商日報』編集長の劉暁光氏は、中国の上半期経済指標について評論した際、上半期の中国経済の成長率がこのような良い成績を収めたことは中国の民間の強い消費能力と切り離せず、中国の消費者の購買力が依然として強く、内需牽引の能力がまだ非常に大きいことを意味していると指摘した。これは世界経済にとっても良いことで、外部に未来の中国経済の趨勢と持続的成長に対するはっきりした認識を持たせ、中国経済に対する信頼感を呼び起こしたとの見方を示している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月20日

 

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