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高速鉄道は350km時代に回帰か 安全性の問題なし

 

これと同時に、「復興号」は時速350キロメートルでの運転を視野に入れて開発製造された中国標準の高速鉄道であり、型式試験、科学テスト、60万キロメートルの運行テストに合格した後、国が発行する型式承認合格証書を取得した。17年2月25日から、中国標準の高速鉄道が京広高速鉄道(北京-広州間)と京滬高速鉄道の間の輸送サービスを担うようになり、各種のテスト指標はすべての標準・規範と運転上の要求を満たし、安全性、快適性、省エネ・環境保護性能が大幅に向上した。

同公司関連部門の責任者は、「今年7月、鉄路総公司は『復興号』の京滬高速鉄道における時速350キロメートルでの現車試験、実際の重量や速度でのチェック測定、実行可能性の研究、運転の安全評価を行った。中国科学院と中国工程院の両院の院士と鉄道専門家を組織して評価審査とレファレンスを行った。全面的で系統的な科学的論証と総合評価を通じて、京滬高速鉄道は設計時速350キロメートルでの運転の要求に対応できるとの見方で一致した」と説明する。

「復興号」が京滬高速鉄道で時速350キロメートルの運転を実現することは、中国高速鉄道の建設・運転の長期的な経験の積み上げと革新が駆動する発展が獲得したシンボル的な成果であり、重要なモデルという意義がある。

中国ではこれまでに2万2千キロメートルに及ぶ高速鉄道が建設され、そのうちの約3分の1は350キロメートルでの運転を視野に入れて設計建設されたものだ。京滬高速鉄道の速度向上は、果たして中国高速鉄道が全面的なスピードアップを意味するのだろうか。

同公司の社長特別技術顧問を務める工程院の何華武院士は、「高速鉄道の速度向上には一定のプロセスをたどる必要があり、管理面で新たな課題に直面する必要があり、また経済的利益と社会的利益を総合的に検討する必要もある」との見方を示す。

 

「人民網日本語版」2017年8月22日

 

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