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ロシア学者、中国の発展を高く評価

中国共産党第19回全国代表大会を前に、ロシアの複数の学者が中国国際放送局のインタビューを受け、中国の経済や社会の発展、外交を高く評価しました。

ロシア科学院で中国や東アジア問題を研究する極東研究所のルジアニ所長は「中国は今、小康社会(いくらかゆとりのある社会)の建設を順調に進めており、その目標は2021年までに実現するだろう。過去5年間、中国の経済成長は、工業、貿易、投資などマクロ的指標の伸びに反映されており、また国民の生活水準も向上し、1人当たり平均所得や福祉の水準などが著しく伸びている」と述べました。

ロシアで中国学を研究しているタブロブスキ氏は、「中国経済は2012年にハードランディングするとの見方があったが、実際にはこの5年間でかなりの成長を続けている。また、2013年から2016年までのGDPの年平均成長率は7.2%に達し、世界平均の2.6%や発展途上国の4%を上回った。経済成長により国民も豊かになった。私自身もとても羨ましい」と語りました。

また、ロシア科学院極東研究所で政治の研究や予測をしているビノグラドブ氏は、「中国は経済が急成長しているほか、医療や教育などの社会問題を重要視し、国内の多くの問題を解決した。特に中国共産党第18回全国代表大会以降、これまでになく腐敗取り締まりに取り組んでいる。中国共産党が、腐敗を決して許さないという姿勢で取り締まりを展開していることは、社会の安定を維持する上で非常に大きな役割を果たしている」と評価しました。(鵬、森)

中国国際放送局日本語部より

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