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「過去を総括し、未来を描く」

中国共産党第19回全国代表大会が18日から北京で開催されます。中国与党の最高指導機関であるこの大会は、中国の今後の行方を占うもので、国内外から大変注目されています。

中国共産党中央党校の厳書翰教授は、「共産党全国代表大会は、『過去を総括し、未来を描く』もので、中国特色のある社会主義を発展させる上で、極めて大きな役割を果たしている。歴代の大会を振り返ると、中国共産党が国民の幸福や民族復興のために描き続けている発展への青写真が見えてくる」と語りました。

中国共産党の96年間の歩みの中で、過去の党大会は、中国の革命や建設、そして改革といった、歴史上の節目の時に開かれています。このため厳教授は、党大会の歴史的な役割は、「過去を総括し、未来を描く」という言葉でまとめることができるとの考えを示しました。

1978年の年末に行われた党の第11期第3回全国代表大会で、共産党と国の活動の重点を社会主義の現代化建設に移すことが決定され、中国は改革開放の時期へと突入しています。その後の党大会では、鄧小平氏が掲げた「中国特色のある社会主義」という新たな理論を実践で絶えず充実化させ、今や世界で注目される中国の道となっています。

前回の第18回党大会からの5年間、習近平同志を核心とする共産党中央が、党や国民を率いて、中国特色のある社会主義の新たな発展段階を開拓する中で、国政運営に関する新理念や新思想、新戦略が形成されています。(非、森)

中国国際放送局日本語部より

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