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砂漠に緑のオアシスを輝け!すべての生命

 

王蒙志=文・写真

砂丘が移動しないよう「草方格」と呼ばれる砂防技術で固定する「アミダの森・緑の協力隊」の隊員たち

心地よい日差しの中、さまざまな花が咲き乱れる春、内蒙古自治区の果てしなく広がる砂漠の変化は、とても恐ろしい。巻き上がる黄色い砂嵐は、天地を覆い尽くさんばかりだ。土地の砂漠化が進んでいるため、人類や動物が生存する環境は危機にさらされている。

この砂漠化抑制のため、日本の「アミダの森・緑の協力隊」は、内蒙古の大地に植樹を始めた。1本目の木を植えてから、すでに12年の歳月が過ぎた。毎年4月、協力隊の隊員たちは、遠路はるばる植林の道具を担いで内蒙古の砂漠を訪れ、希望を託した苗木を一本一本植えていく。

隊員は、大学の教員、小学生、主婦、サラリーマンなどさまざま。なかには八、90歳のお年寄りもいる。みんな砂塵を恐れず、砂がついてしまったご飯を食べ、朝から夕方まで、ずっと苗木を植えている。

このように、「アミダの森・緑の協力隊」は十数年来、内蒙古のエングベー(恩格貝)、ホルチン(科爾沁)、オンチンダガ(渾善達克)などの砂地に、防風の効果のあるポプラや砂を固定する黄柳など計400万本あまりの苗木を植樹している。木の種類は次第に多様化しており、「アミダの森・緑の協力隊」が植えた木の生育率や病虫に対する抵抗力はさらに高まった。以前、不毛の地であったのが、現在、樹木が茂る森となり、小動物たちもこの森に定住するようになった。

地元の農牧民は、植林により環境が改善された様子を目の当たりにし、次々とこの活動に参加するようになり、協力隊の隊員と一緒に、自分の故郷の緑化に力を注いでいる。十数年の植樹活動を通し、協力隊の隊員たちと農牧民たちは、しだいに友好を深めていった。言葉は通じないが、手振り身振りで交流したり、植樹作業のスピードを競ったりし、お互いに笑顔が絶えない。

中日両国のボランティアの長期にわたる努力で、「アミダの森」の生育率は、ずっと85%以上を維持し、砂漠に「緑のオアシス」が出現した。自ら植えた木が、砂漠で根を張り緑の森になること──隊員たちは、これが最高の喜びだという。

 

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