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孫立成=文
財団法人日本科学協会と中国の多数の大学が共催する2011「笹川杯」日本知識クイズ大会は、4月21日に無事閉幕した。今回で7回目となった。
今回は東北、華東、西南の3地区に分けて競われた。東北地区は17日に吉林大学で、華東地区は19日に東華大学で、西南地区は21日に貴州大学で行われた。58の大学の200名以上の学生が参加し、日本の歴史、文化、政治、社会などのジャンルの知識を競った。その結果、東北財経大学、山東大学、貴州大学がそれぞれ地区団体優勝を飾り、吉林師範大学の魏越さん、南京大学の紀文心さん、西南大学の羅莉鴻さんが各地区個人優勝に輝いた。
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東北地区大会では、日本科学協会の大島会長(右端)と吉林大学外国語学院の宿久高院長(左端)が優勝した吉林師範大学の魏越さん(右から2人目)らの成績優秀者を表彰した |
東北地区大会団体優勝の東北財経大学チーム |
特筆すべきは、今回の参加者が日本語を専攻する学生ばかりではなかったとことで、来場者も彼らの日本に関する豊富な知識に感嘆するばかりだった。日本科学協会の大島美恵子会長は、「友好の前提は交流であり、理解の前提は知ることです。青年の交流は日中双方にとって非常に重要で有益なことです。中国の若者の日本に対する興味と行動は私の自信を深めてくれました。彼らが日中友好の礎となってくれることを望みます」と述べた。
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| 華東地区大会団体優勝の山東大学チーム |
華東地区大会では、日本科学協会の大島会長(左端)と南京大学の張藝賓副学長(右端)が優勝した南京大学の紀文心さん(左から2人目)らの成績優秀者を表彰した |
今後、「笹川杯」日本知識クイズ大会は全国的な大会となり、影響力も拡大するという。日本財団の尾形武寿理事長は大会について次のように述べている。「日中の長く続く友好は両国にとって利益があり、世界平和にも貢献しています。両国の若者はその情熱と粘り強さで私たちに未来への希望を感じさせてくれ、どんな困難に遭遇しようと、日中友好の絆は永遠に切れることはないでしょう」
在上海日本国総領事館の角谷俊太郎領事は、日本知識クイズ大会は日中両国間のよりよい理解を促進することができ、優秀な人材の選抜にも役立つ。これらの人材は日本の震災後の復興に大きな役割を果たすことができるはずだ、と述べた。
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西南地区大会では、日本科学協会の大島会長(左端)と貴州大学の封孝倫常務副学長(右端)が団体優勝の貴州大学チームを表彰した |
西南地区大会では、日本科学協会の伊藤隆常務理事(左端)と貴州大学謝田凱副学長(右端)が優勝した西南大学の羅莉鴻さん(右から2人目)らの成績優秀者を表彰した |
東華大学の劉春紅副学長は、「笹川杯」日本知識クイズ大会は中国人学生の日本語能力レベルの向上に役立つだけでなく、学校の教育水準を高めることにもつながり、学校間の交流を促進することにもなるだろうと語っている。
各地区では、それぞれ違った形式で日本の被災者へのお見舞いと激励の気持ちを表し、多くの先生と学生が募金に協力した。西南地区の東華大学は開始前に黙祷と募金を行い、各参加チームの代表が安全を象徴する折鶴を日本地図に張り、学生たちの願いと祝福を表した。
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華東地区大会では、日本の被災者のために黙祷が捧げられ、日本地図に折鶴を張って人々の安全を祈った |
大会の協賛者である日本財団の尾形理事長は、「今回の大災害は日本に計り知れない損失をもたらしました。財団のスタッフもほとんどすべての日常業務を停止し、全力で災害救援活動を行っています。しかし、私は長年続けられてきた日中民間交流を災害のために中止するべきでないと考えます。今回の知識クイズ大会の開催では、中国の友人の心からのお見舞いと激励をいただきました。私たちは中国のぬくもりを持ち帰り、日本の震災復興に努力したいと思います」と述べ、「日本は震災の影響がありますが、優勝者訪日の計画に変更はありません」と続けた。
なお、日本財団は1962年に創立された日本最大の民間公益団体。大会を主催した日本科学協会は1924年の創立で、日本で最も長い歴史を持つ公益団体の1つ。これまでに中国の28の大学と1つの研究機関に258万冊の図書を寄贈している。
日本知識クイズ大会は日中の民間主催によるイベントで、2004年に第1回が開催され、これまでに192の大学、7000名以上の学生が参加ている。毎年数十名の優秀選手と指導教官が日本側の招きで日本を訪問している。
今大会期間中、日本財団の尾形理事長と日本科学協会の大島会長が、図書を寄贈した3カ所の大学図書館を訪問した。上海交通大学図書館では20名余りの先生と学生が図書館建設をめぐり、新時代の図書館と大学の関係、グローバルなライブラリー資源のネット利用などについて討論を繰り広げ、多くのアイディアと意見が提出された。
人民中国インターネット版 2011年5月3日
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