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中日関係の未来を結ぶ絆

 2012「笹川杯作文コンクール&全国大学日本知識大会」
入賞者による訪日紀行

 

30日、訪日団は京都の清水寺や金閣寺などの名所旧跡を観光し、また嵐山や渡月橋、嵯峨野竹林などを訪れ、日本の古都ならではの情緒を味わい、京都の古代建築史や文化史に親しむことができた。当日の夜、日本科学協会の中村健治常務理事は遥々大阪に駆けつけて、訪日団を見送ってくれた。大阪の賑わいと繁栄ぶり、京都の静けさと安らかさなど、訪日団はさまざまな角度から日本の魅力を心ゆくまで楽しんだ。

清水寺で地元の若者たちと記念撮影 にぎやかな大阪の心斎橋

京都渡月橋をバックに記念撮影
わざわざ大阪に駆けつけて、訪日団を見送ってくれた日本科学協会の中村常務理事

8日間という短い友好交流の旅で、中国人の若者たちは異国の友人たちと知り合い、日本ならではの風情を味わい、身をもって日本の今を体験することができた。若者たちは交流を通じてお互いの理解と信頼を深め、深い友情を結ぶことができ、溢れんばかりの感動で胸がいっぱいになった。訪日団の一員だった劉雅君さんは、訪日活動の感想文で次のように自分の気持ちを綴った。「今後の中日関係がどうなるかはわかりませんが、私たち中日両国の若者たちがそれぞれ両国友好のために全力を尽くし続ければ、必ず成果を挙げられることでしょう。私たち一人ひとりの努力は、中日関係の友好的発展を推進するうえで大きな力となるに違いありません」

今回の訪日活動における日本財団の支援に、そして中日青年交流に対する日本科学協会の貢献に感謝を申し上げたい。特に中日関係が緊張している今日、この2つの交流プロジェクトを滞りなく推し進めるために、日本科学協会の顧文君室長と彼女の同僚たちは、多くの仕事を受け持ち、積極的に中国側の関係部門と協力して、中日双方の努力によって交流プロジェクトが成功を収められるように最善を尽くしてくれた。

慶應義塾大学などの学生たちが、労苦を惜しまずに今回の交流活動をサポートしてくれたことにも心より感謝している。私たちはこれからも中日民間交流と中日友好を推進するためにともに手を取り合って努力していきたい。

 

人民中国インターネット版  2013年9月3日

 

 

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