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中国理解度を試す「中国百科検定」全国で実施

 

中国の地理、政経、歴史、文化、芸術、風俗習慣など、多方面での中国理解度をはかる、「中国百科検定」が3月20日に全国30会場で実施され、3回目の今回は550人が自身の「中国力」を試すべく受検した。

日中友好協会が主催するこの検定は、「理解は絆を強くする〜中国力で可能性を広げよう」をキャッチフレーズに、2014年から開催。両国の関係改善のためには、相手国への理解を深めることが大切との思いで発足したユニークな検定だ。難易度別に3級(ものしりコース)、2級(中国通コース)、今年から新設された1級(百科老師コース)に分かれ、3級は中国に関心を持ち始めた人のための入門編、2級は中国通を目指す人のための中級編、1級は2級に加え、よりディープな知識が必要な上級編となっている。2級と3級の合格ラインは正答率70%以上、1級は80%となっており、『中国百科検定問題集』や公式テキスト『中国百科』などをベースに問題が作成されている。同協会は、この検定が中日友好の懸け橋になると同時に、英検や中検同様に資格として認知され、合格者の就活や就業にも役立つような発展を目指している。

主催の日中友好協会は公式ツイッターで百科検定虎の巻をツイートしている他、公式問題集の出版や対策講座を開講するなど、合格までのサポート体制も充実している。詳細は中国百科検定公式ホームページ、公式ツイッター(@monosirikun)で。

 

人民中国インターネット版 2017年3月6日

 

 

 

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