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金秋コンサート 音楽で育む中日友好の果実

 

文=黄沢西  写真=顧思騏

 

 中国人民対外友好協会、中国日本友好協会、国際関係学院、河合楽器製作所の主催による「中日大学生金秋コンサート」が10月27日、北京にある国際関係学院の学術交流センターホールで挙行された。中日両国の大学生演奏家が一堂に会し、国際関係学院芸術団の学生さんと共に魅力的な音楽の世界へといざなった。

 

 秋の色で飾られた会場

 

 コンサートではまず中日両国の若者演奏家、金近智美さんと肖静怡さんが登場し、素晴らしい演奏を披露した。二人はピアノと戯れているように愉悦の表情を見せながら演奏した。

 

 花の匂い立つような『幻想曲 さくらさくら』の演奏を披露した金近智美さん

 

 踊る妖精のように滑らかに鍵盤に指を走らせる栾溯さん

 

 目を閉じ、自分の音楽世界に入り込んで演奏する肖静怡さん

 

 国際関係学院陽光芸術団の学生らもプロ顔負けのパフォーマンスを披露し、会場を若い活力で満たした。

 

 アカペラで『よく聞いておくれ(你給我聴好)』を歌った「Vocal Strike

 

 広々とした内蒙古の草原を想起させる『鴻雁』を演奏する曹意さん(左)と陸錦昊さん(右)

 

 コンサート終了後、観客のアンコールを求める声は収まらず、会場は鳴りやまぬ拍手の渦に包まれた。アンコールに応えようと、栾溯さんが再びステージに戻り、『月光』を演奏して、最後を締めくくった。

 

 中日友好協会の程海波副秘書長は、「音楽による交流を通じ、中日両国の大学生演奏家がお互いに理解を深めることができたのを嬉しく思います。中日両国が手を携えれば、明るい未来を迎えることができます」と述べた。

 

 微笑みを浮かべながら感想を述べる程海波さん

 

 

 

 

人民中国インターネット版  2017年10月31日

  

 

 

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