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豫園で楽しいひとときを
 
 上海屈指の観光スポット豫園は、江南の伝統的な園林だ。「中国東南部で最も奇抜で美しい」と称えられ、全国重点文物保護単位になっている。付近には茶館やショッピングセンターもあるため、「見る、買う、食べる」と思う存分楽しめる。

豫園

 

   明の嘉靖年間(1522~1566年)に建設され、すでに400年以上の歴史をもつ。もともとは上海の名門豪族、潘家が私有する園林だった。園主の潘允端は、父親に晩年を楽しんでもらおうと、邸宅の近くの田畑に石を集めたり、池を掘ったりして、園林を造った。「豫」には「安泰」という意味があるため、「豫園」という名には「年老いた両親が安泰で、楽しんでくれるように」という願いが込められている。

 主な見どころは「城市山林」「華林秀谷」「点春勝跡」などで、なかでも「園中園(内園)」は豫園を代表するスポット。0.14ヘクタールとあまり大きくはないが、東屋、楼閣、築山、池がすべてあり、精緻で華美な設計がなされている。角を曲がるたびに、アーチ型の門をくぐるたびに、異なる風景が現れ、「小中見大(小さいものを通して大きいものを見る)」という中国伝統の建築様式が見て取れる。

開放時間:9時~17時
交通:路線バス64、24、926路


豫園商城

 かつては「日用雑貨の王国」「小吃(軽食)の王国」と呼ばれていて、清の同治年間(1862~1874年)はにぎやかな市場として有名だった。

 今でも、春節(旧正月)、元宵節(旧暦1月15日)、上海国際観光節(9~10月)になると、非常ににぎやかで、色とりどりに装飾された車や飾りちょうちんが出るだけでなく、各種の民俗芸能の上演なども行われる。また、ここでは必ず「カニの肉とみそ入りのショーロンポー」を味わってほしい。

開放時間:9時~21時
交通:路線バス11、66 、71、127路

 

湖心亭と九曲橋

 

   湖心亭はもともとは豫園の中の一景であったが、現在は園外にあり、上海開港のシンボル的な建築の一つになっている。九曲荷花池の中央にあり、上海に残る最も古い茶室だ。

 九曲橋は湖心亭と湖岸を結ぶ橋。9回折れ曲がっているため、この名がついた。さまざまな角度から池の中の魚やハスの花を愛でることができる上、橋そのものも観賞に値するため、折れ曲がった橋は江南の庭園ではよく見られる。

開放時間:終日
交通:路線バス64、24、926路

人民中国インターネット版

 

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