ユーラシア大陸の東海岸部にあり、太平洋に面している天津は湿潤大陸モンスーン気候に属しており、冬はモンゴルからの寒冷の高気圧の南下によって北寄りの風が吹き、夏は西太平洋の亜熱帯高気圧の影響で南寄りの風が吹く。
年間平均気温は12.3度。1年で最も暑いのは7月で月間平均気温は26度、最も寒いのは1月で月間平均気温はマイナス4度となっている。四季はあるが、夏と冬の温度差が激しいうえに突然寒くなったり暑くなったりするため、春と秋が非常に短い。年間平均降水量は550～680ミリで、そのうち80％は夏季に集中している。従って夏は高温多湿の蒸し風呂のような天候が続くが、夏を除く季節は雨の日がほとんどなく、大気が非常に乾燥している。
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