福田首相、若者に日中友好への貢献を希望

 

胡錦濤国家主席の訪日を控え、福田首相は1日午後、中国人留学生の代表10人と首相官邸で接見した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 

福田首相は「胡主席の訪日を大いに歓迎する。日中関係は非常に重要だ。両国の若者が今後共に努力し、双方が自らの考えを言えるような関係を構築することを希望する」と表明。学業に励み、日中友好に貢献するよう留学生らを励ました。

 

「留日百年巡礼」を福田首相に贈呈する李光哲会長

 

また「中国は大国であり、その行動は世界の安定に関係する。世界の安定のために、中国と共に日本としてできることを尽くしていきたい」と述べた。

 

李光哲・全日本中国留学人員友好聯誼会会長は、中国人留学生の日本留学110周年を記念して留日学友会が編纂した「留日百年巡礼」を福田首相に贈呈。「現在日本で学ぶ中国人留学生は10万人を超え、日本の政府と人々は中国人留学生に良い学習環境を提供している。全中国人留学生は学業に励むと同時に、民間大使としてふさわしく、中日友好に自らの貢献を果たしていく決意だ」と述べた。

 

「人民網日本語版」2008年5月2日

 

 

 
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