日本の読者からのお便り:「植樹して犠牲者を記念」と提案

 

四川大地震に関しては、チャイナネットにも多くの日本の読者からメッセージが寄せられました。その中で、「東京のHONG」という読者のお便りを紹介します。

 

「四川大地震、本当に驚いております。そして世界の人々が中国の『抗震救災』活動に暖かく手を差しのべ、また中国自身、国を挙げて、みな結束してことにあたっていることを目のあたりにし、正直、心の中で悲しみと感動の渦が巻いている毎日です」と次のような提案をしています。

 

提案:

 

地震後、故郷を再建する時に、甚大な被災を受けた地域では、犠牲者の数に相当する木を植える。それぞれの木は一人一人の命の継続を代表する。植えた木は春になると若葉の緑、秋は真っ赤な紅葉と、新たな「森」は犠牲になった「生霊」を永遠に記念する。

 

もちろん、彫刻や集団の記念碑を建ててもいいが、数万個の石碑に代わって、「緑の記念」を後世に伝える。この「緑の記念」は、後世の人たちが毎年森へ来て追悼できると同時に、彼らに環境保護の「緑」も与える。

 

 

「チャイナネット」 2008年5月28日

 

 

 
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850