唐家山地震湖堰にソーラー発電燈設置

 

緊急調達された2基のソーラー発電照明システムが28日午前10時頃、ヘリコプターにより唐家山地震湖堰に運び込まれ、災害救助部隊の夜間における照明不足問題が解消された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 

27日、大型建機による唐家山地震湖危険除去作業現場の様子

 

これまで地震湖堰には救助部隊が僅か数個の百ワット白熱灯を設置、夜間の照明に充てていた。しかし照度不足のため、部隊の宿営および夜間作業に支障をきたしていた。28日運び込まれたソーラー発電照明システムは発電効率僅か35ワットであるものの、その照度はこれまで使用してきた白熱灯の6倍の明るさを誇る。

 

現在、災害救助部隊は大型建機を使用し、同地震湖の排水作業に追われている。唐家山地震湖災害救助指揮部の最新情報によると、施工方案および進捗が順調であれば、来月5日前後にも応急処置作業は完了、暫くの間、堰決壊のおそれはなくなる。

 

「人民網日本語版」 2008年5月29日

 

 

 
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