九洲体育館の避難住民、全員退去

 

6月29日午後3時過ぎ、北川県の被災住民・何録秀さんが、震災後身を寄せていた綿陽市九洲体育館を最後にした。一時4万人余りの被災者を受け入れていた体育館は急にがらんと静かになった。同日、北川地区の最後の被災者約1500人が同市安県永安鎮など各落ち着き先に身を移し、九洲体育館は今回の特大地震で担った特命を無事果たし終えた。

 

5月12日深夜以降、数十人から多い時は数万人まで、北川など各地の被災者が次々と九洲体育館に送り込まれ、同月16日のピーク時には避難住民は4万数人に達した。

 

写真:車中から九洲体育館を眺めやる北川県の住民・陳炳秀さん

 

 

「人民網日本語版」2008年6月30日

 

 
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