胡主席、ロシアへ治療に向かう被災児童をお見舞い

中南海の瀛台迎薫亭前で被災児童と親しく言葉を交わす胡主席

四川大地震は人々の生命と財産に甚大な損失をもたらした。災禍は子どもたちにも降りかかり、ある子は負傷し、ある子は孤児になった。震災後間もなく、ロシア政府は四川省、甘粛省、陝西省で被災した小中学生をロシアでの治療に招いた。ロシア出発前夜の16日、胡錦濤国家主席(中共中央総書記)は療養団の子どもたちを、わざわざ中南海に招いた。

胡主席はロシアへの出発を控えた子どもたちに「みなさんが中ロ両国の先生の指導の下、しっかりと休み、しっかりと療養し、できるだけ早く心身の健康を回復することを希望します」と言葉をかけた。また、震災で家族を失った子どもたちもいることを知ると「今回の大震災で、家族を亡くされたのですね。でも祖国という大家族の中で、みなさんはもっとたくさんの家族を得ることができます。党と政府は、みなさんの生活と勉強がうまくいき、同年齢の子どもたちと同じように健康で楽しく成長していけるよう、必ず手助けします。また、みなさんが困難を恐れず、自己向上に励み、自立し、自らの努力ですばらしい人生を切り開いていくことも希望します」と語りかけた。

 

「人民網日本語版」 2008年7月17日

 

 

 
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