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何振梁「北京を選んだ人はみな誇りに感じている」

 

中国オリンピック委員会の何振梁名誉主席はオリンピック公園で19日、コカ・コーラ社から五輪への貢献を表彰され、「北京は7年前にモスクワで示した公約をすべて果たした。7年前に北京を選んだ国際オリンピック委員会(IOC)の委員はみな、その時の選択を誇りに思っている」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

何名誉主席は「わたしは友人たちに、2001年にわたしたちがモスクワで示した公約はすべて果たしたと誇らしく言うことができる。当時わたしがスピーチの最後に述べた言葉は『親愛なるみなさん、7年後の北京はみなさんの本日の選択に誇りを感じさせるでしょう』だった。今になり、わたしが接触するすべての人は、正しい選択をしたと誇りを感じている」と述べた。

現在もIOC委員とIOCの文化・教育委員長を務める何名誉主席は「北京五輪は204カ国・地域の選手団を引きつけた。わたしたちが提供した競技施設、生活環境、試合環境に、彼らはほぼそろって称賛の声を上げている」と述べた。

コカ・コーラ社のデビッド・ブルックス副社長(同社オリンピック事業部長)は、中国の五輪事業の発展への何名誉主席の半世紀もの尽力を称賛し「何氏は北京五輪の招致に2回関わり、投票での中国側発言人を2回務めた。IOCにおける何氏の地位、声望、影響力、その豊富な経験は、いずれも招致成功にきわめて重要な役割を果たした」と述べた。

ブルックス副社長はまた、何名誉主席がモスクワで語った「あなたが今日どんな選択をしようとも、いずれも歴史の記録に残る。決定さえあれば、歴史は創造できるのだ!」との非常に感動的な言葉を思い起こし、「この歴史がわたしたちを包むオリンピック公園であり、わたしたちが今開催している北京五輪なのだ」と述べた。

 

 「人民網日本語版」 2008年08月20日

 

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